サイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』完結

自称三人目のサイモンガーこと私が螢屋です。

幾多の名曲を生み出してきたサイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』が、掲載誌ならぬ掲載アプリ「さるプリ」のサービス終了に伴い、最終回を迎えています。

ファンクで覚えるキーワード「卒業」

サイモンガー・モバイルといえば、なんとも言えない(しかし誰にでもありそうな)ネタを歌詞に、絶妙なファンクサウンドに作り込み、KORG M01Dはじめモバイルガジェットを駆使し活動する夫婦漫才ファンクユニット。2014年には初のフルアルバム「モバイルファンクの頂点」をDetuneからリリース。そのアルバム収録トラックでも近年作曲のものの多くが、実は『ファンクで覚えるキーワード』を初出とし、その後ライブ活動を通じてブラッシュアップされ、最終的にレコーディングへ至るという経緯を経ています。つまり「さるプリ」無くして「モバイルファンクの頂点」は成立し得なかったと言っても過言ではありません。

完結編となった『ファンクで覚えるキーワード』最終回は数えてみると第36回目。月イチで丁度三年間、作詞作曲演奏録音、そして映像の撮影を続けてきたことになります。全36曲。「さるプリ」自体は5月末まで閲覧可能で、閲覧に必要な専用アプリはiOS版とAndroid版が出ています。『ファンクで覚えるキーワード』やその他のコンテンツ(さるプリで言う「ネタ」)の再生はチケット制ですが、確か初回は何回分かの無料チケットが付いていましたし、時折流れてくる共有リンクに先着で無料閲覧権が付くので、ちょっとみてみるのもいいかと思います。

サイモンガーさん、嫁モバイルさん、監督の小松さん、おつかれさまでした。

volca workshop 終了!

volcaWS

いや、ちょっと間が空いてしまいました。仕事とか、世界樹とか銀銃とかね(逃亡)。volca workshopお疲れ様でした。図太い音にまみれた、濃密な2時間でした。

BakaOscillatorさんは、volca3台+monotribeを使った見事なライブを見せていただけました。1小節~4小節までしか使えないvolcaシリーズを、パターン切り替えをすることで見事な展開を生み出していました。パターン切り替えを指一本で行うためのゴム足作戦が光っています。再現ライブがyoutubeに上がっていますので、行けなかった!ってひとや、もう一度みたい!という人は是非。VOXのヘッドホン・ギター・アンプを使うっていうのも面白かったです!。

R-9さんは自身で作った、茶箱10周年用に作った、自身の音源を発表しつつ、VolcaをEA-1に差し込んで波形追加+ディレイ追加という提案をしてくれました。electribeとのタッグも是非見てみたいですね。

螢屋さんは、midiを使って3台のvolcaを連携させるプレイ。。。。をそっちのけで、自身の「ゆゆ式」痛volca自慢というか、ゆゆ式について語るというまさかのにゃんぴょうスタイル。。。。うそです。もちろん最後はちゃんとVolcaをYMOの3人に見立てたライディーンの演奏を見せてくれました。

Yebisu303さんはパラアウトしたbeatsをエフェクトに繋いでのドープなライブ。こちらも同じ曲がyoutubeに上がっていますので是非。ちなみにYebisu303さんも痛volca

開発者KORGの坂巻さんも遊びに来てくださいました!今回は痛volcaから、最近のアニメがどうとかいう話を経由しつつ、volcaの開発秘話についてもいくつか教えていただきました。実は今回、volcaのsinc端子は、スタートが同期しない(三つ同期するために、再生ボタンを同時押しする必要がある)のですが、これ、わざとなのだそうです。そういえばmonotribeは同期したのになーと思ったら。なんでも、時間軸に沿って作曲するDAWと、リアルタイムで演奏をする楽器の中間、シーケンサーでもない、生演奏でもないものを目指したとか(細かいニュアンスは違うかもしれないですがこのような事をおっしゃっていました)。毎回そうなんですが、本当に自分たちの作ったものを楽しそうにお話しますね。

そんなこんなのvolca workshop。次回は10月に予定をしています。次はelectribeも混ぜていきますよ。タイトルどうしよう。。。

その前に、8/12にplay volca!です!僕も行きます!まだ持ってないけど!!!

「WAVEDRUM Mini」に国内限定の新色「Yellow」が登場

WDminY
 たたき始めたら止まらない、小さな筐体に面白サウンドを詰め込んだパーカッショントイの「WAVEDRUM Mini」に、国内限定の新色「Yellow」が登場しました。色々な業態で良くある「てこ入れ」の一環と思われます。ちょっと、「やっぱ楽器だよなー」っていう外観から一気に「おもちゃっぽさ」を前面に押し出したポップな色使いはちょっといいですね。

 しかし、今気がついたんですが、WAVEDRUM Miniの動画にハラカミさんが登場していたんですね「あれっ、WAVEDRUM Miniってそんなに前だっけ?」って確認したら、亡くなる一ヶ月前の動画でした。楽しそうにWAVEDRUM Miniをたたく姿に見入ってしまいますね。

WAVEDRUM Miniは13,000円前後で発売中、限定版のyellowは19,000円前後で6/23日発売です。

イヤホン組立体験?アハ!

私が螢屋です。今回は小ネタ。

この土曜日、秋葉原のヨドバシカメラでオーディオ向けイヤホンの組立体験があるそうです。ファイナルオーディオが他社出荷向けの製品を基に組み立てキット一式を提供、部品実費が必要ですが組み立てたものを持ち帰ることができます。ウリは出音・音色の調整(チューニング)が出来、組立とともにその方法を教えてもらえるので、後々自分でいじっていくこともできるという点。ハンダ付け不要でちょっとガンプラを思わせる気軽さですね。1回45分で休日の工作としては時間も掛かりません。10:00〜20:45まで(いわゆる10回廻し)。

イヤホン組立体験

2012年12月15日(土) ヨドバシマルチメディアAkiba店 4F・イヤホンコーナー
自作イヤホンで音のチューニングを楽しもう!〜イヤホン組立体験〜」(via AKIBA PC Hotline!)

ちょっと僕は行けなさそうなので誰か行ってみません?レポートよろ。

Dee-Cie Freaks Vol.3 概報

Dee-Cie Freaksも遂にVol.3、昨日無事終了しました!お越しの皆さん、出演者、関係者の皆さん、ありがとう&おつかれさまでした!

機材の都合でビデオカメラ無しでしたが、ざっと写真でまとめておきます。見出しは敬称略。

■ Kaoru Watanabe
仕事で遅れる!とかいいつつちゃんと間に合いました。いつも通りKORG M01でのDJプレイ。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Kaoru Watanabe

■ SA/DA
ここんとこM01でいい曲つくってるSA/DAさん(写真左)。わたなべさんの直前判断で設けられた飛び入り参加枠その一。

Dee-Cie Freaks Vol.3: SA/DA

■ daiteng
DS-10/M01クラスタのノイズ系旗手daiteng君(写真左)。飛び入り参加枠そのニ。

Dee-Cie Freaks Vol.3: daiteng

■ 東條平八郎
今回はソロ、なんとローランドのV-アコーディオンで参加。これ上位機だと数十万円するって前に聞いた気がしますが(汗)。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Tojo Heihachirou

■ せんたろ
FM音源の楽曲や自身の曲などをiOSデバイスでDJ。歌モノもいいですよねえ。

Dee-Cie Freaks Vol.3: sentaro

■ サイモンガー・モバイル
じわじわkaossilator技を広げてますねー。あと「サイモンガー」と「モバイル」の間には「・」が入るのが正式、てのはこないだ知りました。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Simonger Mobile

■ 無限軌道
iPadでミニマルなDJがジワジワ来るですよ。VJはラウンジタイムからの東條さん。

Dee-Cie Freaks Vol.3: mugenkidou

■ コスモワークス
若草レコードからアルバム発売!というわけで無限軌道さんの紹介ゲストで登場。マウスの繋がった銀色の小箱は特別版のヨネミンこと「マウミン」、米本電音研究所の制作。作者の米本さんはMake: Tokyo Meetingやシンセフェスタに出展されているのをお見かけしたことがありまして、当日もいらしてました。ありがとうございます。

Dee-Cie Freaks Vol.3:  cosmoworks

■ acimorph9
初代ELECTRIBEを2台使い。Vol.2のビデオを確認した時、前回のアシモフさんのとこだけ微妙に映像がブレてました。ハンディカムの手ぶれ補正でも吸収しきれないフロアの揺れっぷりでございます。

Dee-Cie Freaks Vol.3:  acimorph9

■ ヨナオケイシ
KORG M01でガンガンにフロアスタイル。踊らざるをえない。M01出た頃、こんなことになるとは思ってもみなかったのです。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Keishi Yonao

■ HOTARU-YA
はい、私が螢屋です。monotribeをUSB-MIDI改造してiPadのmidiシーケンサで組んだfunk系のリフを鳴らしてKAOSS PAD QUADでtweakしましたよ。あと今回はバッテリ式サブミキサー自作、KPQもバッテリパック自作で完全電池駆動を達成しました。改造ネタはまた別途記事書きます。あとわたなべさん写真ありがとー。

Dee-Cie Freaks Vol.3: HOTARU-YA

—-

以上、ざっと出演順で。それと、次回Vol.4の日程は調整中です。決まりましたらまたお知らせしますんでよろしう。