Denkitribe(Keijiro Takahashi) 久々のエレクトライブ

私が螢屋です。Denkitribeの名でELECTRIBE界を席巻したKeijiro Takahashiさん、久々にエレクトライブのちょっとしたデモ動画を公開されてましたのでご紹介します。

electribe BL

■ EMX-1 その1

■ EMX-1 その2

■ electribe(e2)

かつてDenkitribeさんは、サービススタート間もない頃のYouTubeでELECTRIBEシリーズはじめ各種シンセ、グルーヴマシンやガジェットのリアルタイム演奏、デモを公開されていたのですが、このちょっと撮ってみた感があの頃を思い出させます。まあ当時とは画質もサイズもビットレートも全然違いますけど。では。

サイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』Youtubeで復活

自称三人目のサイモンガーこと私が螢屋です。サイモンガー・モバイルの「ファンクで覚えるキーワード」シリーズが、Youtubeで復活しました。

「ファンクで覚えるキーワード 」Youtube再生リスト

毎度馬鹿馬鹿しいシンプルな歌詞と、KORG M01/M01Dをメインとしたモバイルガジェット楽器を駆使したトラックを特徴とする、夫婦ファンクユニット、サイモンガー・モバイル

以前、掲載誌ならぬ掲載アプリ「さるプリ」のサービス終了に伴い公開終了していた「ファンクで覚えるキーワード」。アプリ内で月一ペースで新作が公開され、3年にわたり全36回ありました。当時、スマートフォンにアプリをインストールする必要があったため、アプリ自体は無料、かつ「ネタ」と呼ばれるアプリ内作品も毎月少しづつ観る分には無料券が提供されてはいたものの、いまひとつ手軽さに欠けていました。

今回はYoutube上で無料公開されているのでそのような心配もなく、ひとに勧めるにもリンク投げるだけでいいので簡単です。当時の36作品から、一作づつ追加されていますので、もう見たという方もまた確認してみてください。

なお、本稿執筆時点で公開中のものから、私お気に入りの「クラウドファンディング」をご紹介しておきます。

も一つ、サイモンガー・モバイルの本領はライブにあります。めっちゃ盛り上がるので機会があれば是非。

関係ないけど音楽ハードウェア機材飲み会「ni-sui(二水)」も定期開催してますのでよろしう。ではでは。

電磁マシマシ 今夜特番で復活

例によって後手後手な私が螢屋です。佐野電磁氏のシンセを広めるラジオ番組「電磁マシマシ」が今夜のみ限定の特別番組として復活です。

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RTだけして一仕事したつもりでしたがやっぱ記事書いときます。2016年5月7日の21:00-23:00で2時間、ゲストはEDMユニットSATOでの佐野さんの相方、ノイジークローク加藤浩義さん、慶応の学祭でもゲストだったSAK.さん、「ご縁」のイトケンこと伊藤賢治さん。チャンネルは名古屋の放送局CBCで、AM/FM/radikoがあり、radikoは有料のプレミアムで中京圏外からも聴けます。そして今回はUSTREAMからニコニコ生放送(ニコ生)へ移行。

「プロデューサー雑記season2」で「半期に一度」とされているので今後も期待できそうです。あと放送は21時からですがニコ生は20時半からになってますね。これはダラダラ30分かしら。

あ、ELECTRIBERの報告はまた別途。では。

volca fm 2016年3月下旬つまり今週末、発売。

4月はELECTRIBER vol.1あるよの螢屋です。漠然と3月下旬発売予定、とされていたKORG volca fmが今週末より発売されるぽいです。ぽいぽいポイっぽい。

KORG volca fm

以前のパターンだと土曜日発売が多く、それならば3月26日ということになるんですが、ざっと通販サイトを検索した限りでは入荷・販売開始日は明確に出てないところが多く、一部で3月27日の日曜日になってるとこがありました。まあどっちにしろ既にKORGからの出荷は始まっていると思われます。ネットでは予約もあらかた埋ってる様子で、当日は(って今回はその日付があんま明確じゃないんですが)、店頭予約の残りがどれくらい出るかというところ。次の入荷は1ヶ月後くらいというのも見かけました。僕はこっちを待ちたいと思います、てか検索するだけで疲れました。

volca fm自体の前評判でちょくちょく見かけるのは「6オペでDX7互換スゲー」→「しかもえらい安い」→「でも3音ポリ」という一連の流れ。しかしelectribe.jp的に、volcaはフツー3音。肝心の音色とそのプレイ中変化力は公式デモ動画で十分感じ取れます。我々がむしろ注目したいのは、今までのvolcaにシーケンスの面で追加があること。ワーク・アクティブ・ステップ、アルペジエーター、パターンチェインですね。前二者は、テクノなどのダンスミュージックや、DJ的なプレイに効果的なはず。後者は、今まで非常に困難だった1小節を越える(2小節以上の)リフをリアルタイムプレイで扱えるようになるわけで、これは非常にありがたいですね、僕が。ハウス系のリフは2〜4小節がベーシックになるので。あとmonotribeたくさんの人としてお馴染みのbakaoscさんがよくやってるvolcaネタ曲シリーズ(ほとんど1小節ごとにパターンを手動で切り替えてる)がどうなるのか楽しみです。

ところでアルペジエーターはツマミ操作が入るようなので幾分無理でしょうが、ワーク・アクティブ・ステップとパターンチェインは既存volcaにも新ver.ファームウェアとして是非バックポートしていただきたいですね。いやほらfmだけパターンチェインじゃ同期させたら他のvolcaが追随できないじゃないスかー。どうかよろしくお願いします(誰とは無しに)。

あ、次の記事はまたELECTRIBER vol.1に戻ります。

サイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』完結

自称三人目のサイモンガーこと私が螢屋です。

幾多の名曲を生み出してきたサイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』が、掲載誌ならぬ掲載アプリ「さるプリ」のサービス終了に伴い、最終回を迎えています。

ファンクで覚えるキーワード「卒業」

サイモンガー・モバイルといえば、なんとも言えない(しかし誰にでもありそうな)ネタを歌詞に、絶妙なファンクサウンドに作り込み、KORG M01Dはじめモバイルガジェットを駆使し活動する夫婦漫才ファンクユニット。2014年には初のフルアルバム「モバイルファンクの頂点」をDetuneからリリース。そのアルバム収録トラックでも近年作曲のものの多くが、実は『ファンクで覚えるキーワード』を初出とし、その後ライブ活動を通じてブラッシュアップされ、最終的にレコーディングへ至るという経緯を経ています。つまり「さるプリ」無くして「モバイルファンクの頂点」は成立し得なかったと言っても過言ではありません。

完結編となった『ファンクで覚えるキーワード』最終回は数えてみると第36回目。月イチで丁度三年間、作詞作曲演奏録音、そして映像の撮影を続けてきたことになります。全36曲。「さるプリ」自体は5月末まで閲覧可能で、閲覧に必要な専用アプリはiOS版とAndroid版が出ています。『ファンクで覚えるキーワード』やその他のコンテンツ(さるプリで言う「ネタ」)の再生はチケット制ですが、確か初回は何回分かの無料チケットが付いていましたし、時折流れてくる共有リンクに先着で無料閲覧権が付くので、ちょっとみてみるのもいいかと思います。

サイモンガーさん、嫁モバイルさん、監督の小松さん、おつかれさまでした。