サイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』Youtubeで復活

自称三人目のサイモンガーこと私が螢屋です。サイモンガー・モバイルの「ファンクで覚えるキーワード」シリーズが、Youtubeで復活しました。

「ファンクで覚えるキーワード 」Youtube再生リスト

毎度馬鹿馬鹿しいシンプルな歌詞と、KORG M01/M01Dをメインとしたモバイルガジェット楽器を駆使したトラックを特徴とする、夫婦ファンクユニット、サイモンガー・モバイル

以前、掲載誌ならぬ掲載アプリ「さるプリ」のサービス終了に伴い公開終了していた「ファンクで覚えるキーワード」。アプリ内で月一ペースで新作が公開され、3年にわたり全36回ありました。当時、スマートフォンにアプリをインストールする必要があったため、アプリ自体は無料、かつ「ネタ」と呼ばれるアプリ内作品も毎月少しづつ観る分には無料券が提供されてはいたものの、いまひとつ手軽さに欠けていました。

今回はYoutube上で無料公開されているのでそのような心配もなく、ひとに勧めるにもリンク投げるだけでいいので簡単です。当時の36作品から、一作づつ追加されていますので、もう見たという方もまた確認してみてください。

なお、本稿執筆時点で公開中のものから、私お気に入りの「クラウドファンディング」をご紹介しておきます。

も一つ、サイモンガー・モバイルの本領はライブにあります。めっちゃ盛り上がるので機会があれば是非。

関係ないけど音楽ハードウェア機材飲み会「ni-sui(二水)」も定期開催してますのでよろしう。ではでは。

サイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』完結

自称三人目のサイモンガーこと私が螢屋です。

幾多の名曲を生み出してきたサイモンガー・モバイル『ファンクで覚えるキーワード』が、掲載誌ならぬ掲載アプリ「さるプリ」のサービス終了に伴い、最終回を迎えています。

ファンクで覚えるキーワード「卒業」

サイモンガー・モバイルといえば、なんとも言えない(しかし誰にでもありそうな)ネタを歌詞に、絶妙なファンクサウンドに作り込み、KORG M01Dはじめモバイルガジェットを駆使し活動する夫婦漫才ファンクユニット。2014年には初のフルアルバム「モバイルファンクの頂点」をDetuneからリリース。そのアルバム収録トラックでも近年作曲のものの多くが、実は『ファンクで覚えるキーワード』を初出とし、その後ライブ活動を通じてブラッシュアップされ、最終的にレコーディングへ至るという経緯を経ています。つまり「さるプリ」無くして「モバイルファンクの頂点」は成立し得なかったと言っても過言ではありません。

完結編となった『ファンクで覚えるキーワード』最終回は数えてみると第36回目。月イチで丁度三年間、作詞作曲演奏録音、そして映像の撮影を続けてきたことになります。全36曲。「さるプリ」自体は5月末まで閲覧可能で、閲覧に必要な専用アプリはiOS版とAndroid版が出ています。『ファンクで覚えるキーワード』やその他のコンテンツ(さるプリで言う「ネタ」)の再生はチケット制ですが、確か初回は何回分かの無料チケットが付いていましたし、時折流れてくる共有リンクに先着で無料閲覧権が付くので、ちょっとみてみるのもいいかと思います。

サイモンガーさん、嫁モバイルさん、監督の小松さん、おつかれさまでした。

ぽらぽらさんのパンダでもわかるシリーズ(エレクトライブほか)

ちょっとずつM3の後始末中の螢屋です。なんとなくご紹介シリーズが続いていますが、今回はぽらぽらさんです。

「パンダ デ テクノ」を標榜するユニット「posimo」のぽらぽらさんは、先日のM3-2013春でも新譜「SWEET GIRL」をdropされてるわけですが。↓コレね。

我々ELECTRIBE Lifeとしては、彼女の活動の中でも地道に継続されている「パンダでもわかるエレクトライブ」はじめ、パンダでもわかるシリーズを推さざるを得ません。

パンダでもわかるエレクトライブ

「パンダでもわかるエレクトライブ」は、KORG ELECTRIBE MXことEMX-1を、項目毎に一頁づつ割いて写真とご自身のイラストで分かりやすく構成された入門記事。特にイラストは、機材の構成要素を擬人的にパンダのキャラクターへ割り当て、その動きで機材の機能や操作を解説しているのが特徴的。いやまあこれ以上文章で言っててもしょうがないので見てください。

EMX-1の他にもKORGブランドの楽器が幾つか対象になっていて、更新は不定期っぽいですが、既にかなりの記事数になっています。本稿執筆時点で以下のパンダでもわかるシリーズが展開されています。

入門記事といいつつ、ひとの目線で改めて見ると新たな発見とか(えーそれ知らんかったとか)もよくある話ですし、こういう機材使ってるとひとにアレコレ質問されたり(そして分かってるはずでも上手く答えられなかったり)なんてこともあります(主に筆者が)。一度どんなもんか見てみることをオススメしておきます。

M3-2013春 KORG-Users方面まとめ

螢屋です。ういさー!(何事?)

M3

明日4/29(祝)はM3-2013春でございます。件のリストを用意しましたので、皆様におかれましては一つよしなに。

M3に出展する、いわゆるKORGクラスタの面々の配置一覧です。元データはこちら。コピー、プリントアウト、編集などに。
Googleスプレッドシート: https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Ag0XKbqnmQ9hdHZoanN6b2d6dV96RmlZdmxMWkdiS3c&usp=sharing

なおワタクシ螢屋の高天原応用通信研究所では第二展示場1階お16bにて、ELECTRIBE Workshop主催のここう氏、DS-10ピクニック主催のわたなべ氏をゲストに、持込機材のKORG EMX-1/monotribe/DS-10/M01等でリアルタイムヘッドホン試聴、機材や使いこなしのセッションを、特にタイムテーブルもなく終日ダラダラと行なっております。よろしければお立ち寄りを。

ではM3にてお会いいたしましょう。

MS-20 mini / KAOSSILATOR PRO+ / KAOSS PAD KP3+ 発表

螢屋です。NAMM2013が始まりました。とりあえずKORGさんの新製品から3つだけ。

1.MS-20 mini
KORG MS-20 mini
MS-20をサイズ少し小さくして復活させた実アナログかつ実パッチングのシンセ。回路はオリジナルMS-20のものをベースに、既に作られていない部品等を置き換えるなどして作られている模様。ICONさんより「内部回路はオリジナルを踏襲しつつ、VCAだけがSNが良くなっているとのこと」とレポートが。

3月上旬に発売で5万2290円と出てますね。ライブや動画で使いたいので買うとは思いますが、予算の優先度の都合上出てすぐは無理かな…。

2.KAOSS PAD KP3+
KAOSS PAD KP3+
KP3のアップデート。7年経ってるだけあって、ハードウェア仕様がKAOSSILATOR PRO系のものに更新、電源が12Vのアダプタから9Vのに変わってます。それとエフェクトプログラムも今日的なものへ何割か追加/変更されていて、KPQ的なエフェクトも還元されてます。サイトの情報とデモムービー見る限りはそれくらいなんですが、気になってるのがサンプラー部分の仕様は旧KP3と同じなのかどうなのか。ここも変わってるならいつか買い足すかも。

3.KAOSSILATOR PRO+
KAOSSILATOR PRO+
KAOSSILATOR PROも同様にアップデート。KP3程、年は空けておらず、筐体はたぶん金型同じか微変更で、自照ボタン周りが変更(KP3+も同じく)。シンセプログラムも何割か追加変更。kaossilator 2の録音データをBPM込で相互にやり取り可能、とあって、これはサンプラー部分の仕様が旧PROから変わっている可能性がありますね。旧PROはサンプリング後にBPM変えるとサンプルの尺が追従すると同時にピッチも上下してて、そういうDJ的な仕様だとKP3ならともかくシンセとしては使い難かったんですが、kaossilator 2だとピッチは維持されます。kaossilator 2と同じ仕様に変わっているなら(予算的な)折を見て買うかなー。

ちょっとオマケ:
KingKORGという鍵盤弾く人向けのモデリングアナログシンセも発表されてます。これ、興味深いことにオシレータ周りのプログラム方法が、多くのパラメータを組み合わせていく方式から、事前に組み合わさったアルゴリズムを選んで少数のパラメータを調整する方式になってます。なんか覚えがないですか?今までのKORGのモデリングアナログ、MS2000やらRADIUSやらMicroKORGやらの系統よりも、ちょうどELECTRIBE EMX-1ライクな感じなんですよね。というわけでこれの音源部分でELECTRIBEの系統の何かが出来るといいなあ。

他社の製品も気になるのが出てればまた追々。あ、とりあえずYAMAHAのiPadアプリのMobile Music Sequencerは買いました。ではでは。