プレッシャーやらCVやら対応のQuNexus

私が螢屋です。ちょっと熱出して作業遅れましたがM01アルバム準備中です。

年明け松明け頃恒例のNAMMショーを前に様々なフォトショ画像が飛び交っておりますが、それとは全然別のネタ、気になってるのがICONさんの記事にあったQuNexusです。

QuNexus

ぱっと見て「またnanoKEYモドキか…まあ鍵盤部も光るようになってるだけマシ?」と思ってたんですが、これがプレッシャー検知有りでMIDI(ノーマルではUSB/オプションボックスで従来型MIDI)に出せるばかりか、CV/GATE相互変換付きでモジュラー式シンセのノートやフィルターを制御したり、逆にLFOやアナログシーケンサの出力をPCで受けたり出来る模様。ビデオが幾つか公開されているので見てみてください。

…てかまたアンタが噛んでるのか、ルーデス

元ネタのICONで書かれていたKickstarterでの出資云々の受付フェーズは既に終了していますが、公式サイトではすでに予約(Pre-order)の案内が出ていてこちらは$149の模様。単にCVコンバータとみてもそんな高くない気がします。

週末は IAMAS 「一歩さがって、二歩すすむ」展

年末駆け込みでバンバンものが出てくる…げふぅ…私が螢屋です。「Make」絡みでよく名前を聞く岐阜のIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の展覧会「一歩さがって、二歩すすむ」がこの週末、東京であります(via MAKE Japan)。

IMAS Ex

日程は2012年12月21日(金)〜23日(日)の三日間、港区は芝浦のSHIBAURA HOUSEにて。詳細はリーフレット[PDF]を。土日の17:30〜20:30には「NxPC.Lab」なるクラブイベントも組まれています。

先日のMaker Faire Tokyo 2012は盛況すぎてゆっくり周れない感もありました。熱気があっていいことでもあるんですけど。それに対してこちらは小振りなこともあって幾らか落ち着いて体験できるんではないかと。ワークショップなんかも充実しているようです(予約が必要なものも多い)。クリスマス前の休日を持て余している関東圏の方、どですか。

サイモンガー・モバイルの楽曲がニンテンドードリーム付録CDに

なんか最近iOSアプリの新作は勿論、ふつーにアプリのバージョンアップが日に二桁あったりとかしてどーなってんのとか思いましたがこれがキリスト教圏でいうクリスマス前の駆け込み的なやつなんですかね、要は忙(せわ)しないな師走、って結局日本もかいとのり突っ込む私が螢屋です。

ニンテンドードリーム2013年2月号にCDが付録でバンドルされ、これがどうも毎年恒例で、ゲーム系楽曲が収められたものとのことなんですが、サイモンガー・モバイル氏も2曲提供されている由。

ご本人の告知:

編集サイド:

一部ファンの不安の声:

いや最後のはないだろう。てかそれ2年前のページじゃないか。

皆さんは間違えずに2013年2月号を是非。アフィリエイトリンクも用意済みでございますよ!

この手の雑誌ってたぶんアンケートハガキがあるので、それに「サイモンガー最高!」とか書いて出しとくとまた次回もあるんじゃないかなー。一年後だけど。

KORG iPolysixの登場とKORG iOSアプリ年末セール

そもそも同時期に似たテイストの外観で KORG Mono/Poly てのが在ってだな…といった話はさておいて私が螢屋です。記事起こすのがすっかり遅くなりましたが先週、iPad用アプリ “KORG iPolysix” が登場しました。現在、発売記念価格で税込1,300円。

iPolysix

元となったPolysixは、アナログシンセ6ボイス分をデジタル制御する、当時最先端の楽器でした。歌謡曲(当時J-POPという言葉は無かった)なんかにも使われていた気がします。で今回のiPolysixはどうかというと、これまでの一連のKORG iOSアプリの出来の良さからも想像できるでしょう。サウンドのキャラクターは当然元のPolysixに基づいているのでこれまでと違うのもまた当然、この辺はデモを聞いてもらうなり実際にアプリに触れるなりしてみてください。根本的な思想/仕様は受け継がれていて、例えばWISTやsoundcloudなんかにも対応していますし、エフェクタ付き、シーケンサはパターンを組んでソングに並べる方式。一方でユーザインタフェースが整理、変更されていて、パターンシーケンスはiMS-20での「ツマミで音程(音階)を表す」方式から、「ボタンがマトリックス状に並んでいるけど事実上ピアノロール」方式になっています(これが一番ありがたい変更だったわー)。

早速一曲作ってみました。iPolysix内からはsoundcloud経由のREMIXボタンでソングデータ取得できるように許可してありますんで、どういう作り方してるのか興味ある方はそちらもどうぞ。


公式のデモソング
にはヨナオケイシ氏、iNALOG(DS-10 Dominator)氏、koishistyle氏も参加されてますので、未聴の方はぜひ。

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それとKORGはiOSアプリ群を50%オフセールしてます。年末、2012年12月31日まで。iPad持ってない場合でも、iKaossilatorなんかはiPhone/iPod touchで動く(あんま古いモデルはダメです)ので、試してみるのもいいんじゃないかと。

EMX専用の新パターンデータがリリース


electribe MXの新しいパターンデータが公開されました。

 パターンデータとは、electribe MXで作成した曲やパターンをSDカード(スマートメディア)に記録したもの。「セーブデータ」と言うと通りが良いのかもしれませんね。このパターンデータはイギリスのプロデューサーShrikeが作成したトラックで、ダブステップ、ドラムン・ベース、ブレイクス、エレクトロ・ハウス等の最近のジャンルをカバーしたもの。

 デモを聴くと「おお」と思わず声が出ます。Multiple Modeling Technologyを謡い、音のエディットの幅が広いEMXだけあって、最近のジャンルにもきっちり対応してきていますね。(ドラム隊の音色の幅が狭いのがネックではありますが)

 最近、マイナーチェンジがあったとは言え、発売から8年がたった機材へのパターン追加は、KORGがまだELECTRIBEを気にかけていると言うことでしょうか。新機種、信じていいのでしょうか。