実機で読み込める役立ち?ファイル付き「E-Beyer 電族練習帳」リリース、700円!

事情により?絶賛タイムセール中のelectribe2。気になっていますか?「曲作った事ないけど、どうせ作るならハードゥェアでやりたい!」「でも、ちょっと難しそうだし、お手本ないかな」ってアナタにピッタリのアルバムがelectribe.jpからリリースされます。その名も「E-Beyer 電族練習帳」。『イーバイエル』です。『イーベイヤ-』ではないです。気をつけてね。

electribeライター陣「technomover螢屋、VC-FOX山田、マッスルここう(なんか悔しいので今マッスルつけた)」が、electribe2とableton liveで作った曲を収録しています。更に、実機で読み込める .e2pat( .e2spat ) ファイル付き SDカードリリース!!electribe2で直接読み込めます。更にableton liveのプロジェクトファイル(.als)も添付するので、ableton初心者にも優しい感じ(感じ!)

今週末、東京流通センター(TRC)で行われる音系・メディアミックス同人即売会M3で頒布します。700yen。当日はelectribe2実機も置きます。良かったら「E-23ab 高天原応用通信研究所」に足をお運びください(:3 」∠)

追記: 頒布価格700円です! 

electribe2がAmazonにてタイムセール中

タイトルだけで要点は伝わってしまいますがelectribe2がAmazonでタイムセール中です。気になる値段は38700円。定価54900円から30%オフです。

前機種electribeMXがほぼほぼ同じ値段で流通していますので、『どっちが良いか!?』って方は思いっきり悩むと良いです。

それと、今週末にはM3が。毎回KORGはブースを出していて、機材もアウトレット価格で放出していたりするので、そちらも気になります。

タイムセールという事で、期間限定、数量も限定です。迷って居る方はチャンスですね。

 

【噂】Volcaミキサー&ステップシーケンサーを準備中?

NewVolcas-(fake)

海外サイト「musicradar.com」が、「Korg says that Volca mix module isn’t happening」という記事とともに、Volcaシリーズのミキサーとおぼしきものの画像を掲載しています。僕のつたない英語の能力(その多くをgoogleに頼ったもの)で読むと、これはFacebookのVolcaグループに流出した、オフィシャルでない情報とのこと。

ただし、KORGはこの画像は偽物だと主張しているようです。確かに、今までも何度か流出騒ぎはありましたが、いずれも何かしらの楽器ショー直前、「まるでKORGには情報リーク専用の部署があるかのようなタイミングで」流出していたかと記憶しています。国内の楽器ショーには未だ早いですよね?。

偽物という前提ですが、ミキサーのパネルを見てみると、5ch、3バンドEQ、個別にかけ具合の変えられる2つのFX、チャンネル毎のMUTEとは別にLEVELノブまでついてる多機能ぶり。うん、書いてて「これはちょっと盛りすぎ」感は確かにあります。FXのノブが近すぎる気もしますしね。

もう一つは、ステップシーケンサー?と思いきや、記事には「ステップ毎のカットオフ・レゾナンスのコントロールが可能なフィルター」とのこと。それはでたら確かにスゲエですが、ちょっと冒険が過ぎる気もします(出すなら8ステップかなあ)。

これはちょっと行き過ぎ感はありますが、3ch、ないし4chのvolca用のミキサーは欲しいという声は確かにあります。この画像のミキサーが実在するのか、それともこんな画像が飛び出すぐらいの需要を感じ取ったKORGから「嘘から出たミキサー」が飛び出すのか、今後の様子を見守っていきたいですね。

volca (beats/keys/bass/sampler)はおおよそ10,000~16,000円ぐらいで販売中です。

 

(更新)electribeのシステムアップデータ(1.10)が公開

electribe2update110

※7/4 9:20 (update)日本版でも公開されました。というか、されていたようです。詳しくは後述します。それとここうが寝ぼけてusを「イギリス」と記載していました(山田さんありがとう)。お詫びして訂正します。

electribe2 samplerが発売され「これはelectribe2バージョンアップフラグ!!」と期待に胸を膨らませてから早一ヶ月。夢にまで見たバージョンアップが遂にやってきました。なぜかアメリカのサイトで。日本のサイトはまだ1.03のままです。サイトはアメリカですが、日本で買ったelectribe2も問題無くアップデートすることができます。というか、ダウンロードするとアップデート手順が書かれたマニュアルが、英語の他に日本語のものも用意されています。それなら日本語のサイトで公開されていない理由がますます判らなくなりますが、何か大きな陰謀が働いているのか、何か公開するタイミングを計る必要があるのか、KORGが誰かに脅されているかは今のところ判りません。

electribe Support (Usサイトに飛びます)

 

electribe samplerのバージョン番号が1.06なので、てっきりelectribe2も合わせるものかと思いましたが、バージョン番号はまさかの1.10。まあ、合わせる必要は無いのですが。。。

追加機能は基本的に、electribe samplerからのフィードバックになります。ダウンロードすると入っている日本語のマニュアルに書かれているのは以下7件

・パターンチェンジ時の発音を更にスムーズにしました。
・Audio Export機能はステレオのwavファイルを作るようになりました。
・”Export/Import” All Pattern機能。
・パターン間での”Copy Part”、”Copy Part Sound”
・XYパッドの感度を向上しました。
・”Poly2″モードでのノイズを減らしました。
・その他軽微な不具合を修正しました。

書かれていないところだと以下の2点もelectribe samplerから移植されています。

・”Sequencer” + pad でパートの切り替えが出来るようになった。
・StepEdit の GateTime変更時shiftを「押したとき」と「押していない」ときのValueノブによる変化値が反転
 (shift押してないと±10づつ、押していると±1づつ)

 なにより発売直後から文句を言っていた(主に僕が)「パターン間での PartCopy」が出来るようになったのはでかいです。これで、「数パターン前のメロをもう一度取ってくる」 「別パターンで、1小節のメロを作ってから、4小節に伸ばして(繰り返しパターンにして)コピーする」 「現状を別パターンに保存してundo代わりに使う」という、EMX、ESXではお馴染みのテクニックが使えます。個人的な感想を言うと「これ無いと、ちょっと曲作ろうって気になれない」レベルの機能だったのでありがたいです。

(9:20更新)・・・と、「日本版遅い」という事をことさら強調して書いてしまいましたが、日本語版も更新されていました。ただし1.03が公開された「Specifications」のリンクは1.03のままです。(これをみて「日本版が更新されいない」と勘違いしていました)

右側にある「i」にマウスを重ねると出てくるメニュー「既に製品をお持ちの方」の「ソフトウェア」を選ぶと、us版と同じデザインの日本版のページに飛ぶことができます。更新日は7/1なので、既に公開されていた様ですね。どうもこのページの準備に時間がかかったんじゃ無いですかね。。。
electribe (electribe2)は47,000円前後で発売中です。

 

electribe sampler:PCを使ったサンプル追加の方法(シンセ編)

 

 

electribe samlerのサンプリング機能は、シンセの音もサンプリング可能です。「あったりめえだろう」。あったりめえなんですが「サスティン部分をループさせることが出来る」としたら。これはちょっとすごい。短いサンプリングから、持続音を作ることが出来る。ESXにもあった機能なんですが、これさえあれば「(短音さえ取れれば)あのゲームのシンセ音がそのまま使える!」って事です。だからなんでこれ「micro sampler」に入ってねぇんだ!!!(ガシャーン!!!)

とはいえ、やっぱりハードゥェアなんで、設定はっけこう難しいです。今回はその辺の事をちょっと。

■サンプルの読み込み

この辺は省きます。前回も書いたし。PC使って取り込んでおいてください。例としてmonotribeの音を録っておきます。方形波だけど、フィルターかけて丸くしてあります。monotribeの音、耳にプレッシャーかかる感じの低音が好きなんだよね。

それはそれとして録った波形のおしりは、サスティン部分をちょっと余裕を持って残して、かつ波形の区切りが分かりやすいところで切ります。

■ループポイントの割り出し

ループさせるところを見つけます。GoldWave使うと楽なんだけど、シェアウェアなんですよね。誰か上手いツールを知っていたら教えてください。要点は

・全体の長さが分かる。
・波形の1点を指定して、その位置が分かる。
・指定した範囲を切れ目なくループ再生出来る。

 

です。どういうことか、スクリーンショットで説明します。こんな感じ。

e2s_wave1
左側のすこし盛り上がっている部分がアタック~ディケイ部分。右側のちょっと明るい部分が繰り返したい部分です。この部分をループ再生して自然になる位置を探します。GoldWaveですと、左クリックと右クリックでloop範囲を決定。「ニコちゃんマーク再生ボタン」で確認します。左下に書いてある「0.527 to 0.695」っていうのが、ループ範囲です。msecなんですが、どうでもいいです。「サンプルの長さが0.695」「繰り返したいのは0.527~」って事を覚えておいてください。
■ループポイントの設定
サンプルをelectribe samplerに読み込んで、sumple editを選びます。カーソルを移動させてEND POINTを確認します。

e2s_wave2
この例だと、30663。これも単位がイマイチ分からないんですが「このサンプルの長さが、electribeの単位で30663なんだな」って覚えておけばいいです。ここからLOOP START POINTを割り出すわけです。PC上で「繰り返したい位置」が判ってれば、計算で出せます。

(PC上で出した繰り返しポイント / PC上で出したサンプルの長さ)*electribe上のサンプルの長さ = electribe上の繰り返しポイント

(0.527/0.695) * 30663 = 23250.9366906

つまり、LOOP START POINT を 23251に設定すれば、ループさせることができる。って事です。

e2s_wave3

実際にはそこまで簡単にはうまくいかないですけどね。後は微調整をがんばってください。っていう感じです。難しいですが、出来るとまさにいろんなシンセの音をサンプリングすることが出来ます。がんばってみてください!