electribe sampler:PCを使ったサンプル追加の方法(シンセ編)

 

 

electribe samlerのサンプリング機能は、シンセの音もサンプリング可能です。「あったりめえだろう」。あったりめえなんですが「サスティン部分をループさせることが出来る」としたら。これはちょっとすごい。短いサンプリングから、持続音を作ることが出来る。ESXにもあった機能なんですが、これさえあれば「(短音さえ取れれば)あのゲームのシンセ音がそのまま使える!」って事です。だからなんでこれ「micro sampler」に入ってねぇんだ!!!(ガシャーン!!!)

とはいえ、やっぱりハードゥェアなんで、設定はっけこう難しいです。今回はその辺の事をちょっと。

■サンプルの読み込み

この辺は省きます。前回も書いたし。PC使って取り込んでおいてください。例としてmonotribeの音を録っておきます。方形波だけど、フィルターかけて丸くしてあります。monotribeの音、耳にプレッシャーかかる感じの低音が好きなんだよね。

それはそれとして録った波形のおしりは、サスティン部分をちょっと余裕を持って残して、かつ波形の区切りが分かりやすいところで切ります。

■ループポイントの割り出し

ループさせるところを見つけます。GoldWave使うと楽なんだけど、シェアウェアなんですよね。誰か上手いツールを知っていたら教えてください。要点は

・全体の長さが分かる。
・波形の1点を指定して、その位置が分かる。
・指定した範囲を切れ目なくループ再生出来る。

 

です。どういうことか、スクリーンショットで説明します。こんな感じ。

e2s_wave1
左側のすこし盛り上がっている部分がアタック~ディケイ部分。右側のちょっと明るい部分が繰り返したい部分です。この部分をループ再生して自然になる位置を探します。GoldWaveですと、左クリックと右クリックでloop範囲を決定。「ニコちゃんマーク再生ボタン」で確認します。左下に書いてある「0.527 to 0.695」っていうのが、ループ範囲です。msecなんですが、どうでもいいです。「サンプルの長さが0.695」「繰り返したいのは0.527~」って事を覚えておいてください。
■ループポイントの設定
サンプルをelectribe samplerに読み込んで、sumple editを選びます。カーソルを移動させてEND POINTを確認します。

e2s_wave2
この例だと、30663。これも単位がイマイチ分からないんですが「このサンプルの長さが、electribeの単位で30663なんだな」って覚えておけばいいです。ここからLOOP START POINTを割り出すわけです。PC上で「繰り返したい位置」が判ってれば、計算で出せます。

(PC上で出した繰り返しポイント / PC上で出したサンプルの長さ)*electribe上のサンプルの長さ = electribe上の繰り返しポイント

(0.527/0.695) * 30663 = 23250.9366906

つまり、LOOP START POINT を 23251に設定すれば、ループさせることができる。って事です。

e2s_wave3

実際にはそこまで簡単にはうまくいかないですけどね。後は微調整をがんばってください。っていう感じです。難しいですが、出来るとまさにいろんなシンセの音をサンプリングすることが出来ます。がんばってみてください!

 


投稿者:

kokou

electribe work shop主催、兼、客。イベントの仕切りから、タダの酒飲み客までこなすマルチプレイヤー。殆どの場合酒を飲んで終わっている。EA、ER、ES、EM、EMX、ESX所持。そんなに持っててどうすんだという嫁の目だけ見えない。