KingKORG発売!でマニュアルも公開!monotribeも更新!

そうか!こうかい!わかりません!私が螢屋です!

KingKORG発売、そして吉例に則りKORG公式サイトでマニュアルも公開が開始されました。つまりは確実な情報源が確保されたわけで、まず確認するところといえばあそこです。え?どこ?

KingKORG

もちろんCV/GATEの設定項目です。twitterで言ったかもしれませんが、事前に聞いていたとおり設定項目があって、

monotribe: { Type=“2Oct/V”、 Range=“Limit5V”、Gate=“-“ }
MS-20: { Type=“Hz/V”、Range= “Limit8V”、Gate=“-“ }
Custom:
 CV Type: Oct/V, Hz/V, 2Oct/V
 CV Range: Full, Limit8V, Limit5V
 Gate Polarity: -, +

と変えられます。モジュラーシンセのCV/Gate方式にどの程度のバリエーションがあるのか存じ上げませんが、大抵のはこれでいける、のか?まあ【夜間】さんか無限軌道さんに聞くか…?一部でOct/VとHz/Vの変換器買うとかなんとかいう人もいたようですが、とりあえずそう焦る必要はないようです。

詳細は、KORG公式サイトでマニュアル(KingKORG パラメーター・ガイド)のご確認を。

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一方でmonotribe側もCV/Gate対応がなされています。

monotribe

OS Ver.2.1へのアップデータが出ました。KingKORGのデモ映像で以前から判明していたとおり、SYNC INに4極ミニプラグケーブルでCV/Gateを入力できるようになります。追加機能説明によると、こちらもOct/VとHz/V及びHighトリガー/Lowトリガーの設定切替あり。たぶん現役最安値のCV/Gate対応シンセですな。詳細が分かる追加機能の説明PDFファイルはアップデータに同梱されてますんで、何か知りたいことがあればまずはダウンロードして確認してみてください。

KingKORGやモジュラー・シンセ・システムとの接続もさることながら、これで改造しなくても外部シーケンスで演奏できるようになった、というのが実は大きいのでは。うちにはmonotribeの他にCV/Gate機器がない、というかこれが当家初のCV/Gateシンセ。直ぐ試せるものはありませんが、そのうちなにかやってみたいと思います。

イヤホン組立体験ふたたび(ただし大阪)

2月10日(日)の茶箱までもう何日もない私が螢屋です。今回も小ネタ、リターンズ。

この土曜日、大阪は梅田のヨドバシカメラでオーディオ向けイヤホンの組立体験があるそうです。ファイナルオーディオが他社出荷向けの製品を基に組み立てキット一式を提供、部品実費が必要ですが組み立てたものを持ち帰ることができます。ウリは出音・音色の調整(チューニング)が出来、組立とともにその方法を教えてもらえるので、後々自分でいじっていくこともできるという点。ハンダ付け不要でちょっとガンプラを思わせる気軽さですね。1回45分で休日の工作としては時間も掛かりません。12:00〜19:45まで(いわゆる8回廻し)。

イヤホン組立体験

2013年2月9日(土) ヨドバシマルチメディア梅田店3階 オーディオコーナー
イヤホン組立体験@ヨドバシマルチメディア梅田店開催のお知らせ

↑ここまで割と前回コピペ。なお前回秋葉原でのレポートがIT media「イヤフォン組み立て教室」に“刻の涙”を見たにあります。ちょっと僕は行けなさそうなので誰か行ってみません?レポートよろ。

MS-20 mini / KAOSSILATOR PRO+ / KAOSS PAD KP3+ 発表

螢屋です。NAMM2013が始まりました。とりあえずKORGさんの新製品から3つだけ。

1.MS-20 mini
KORG MS-20 mini
MS-20をサイズ少し小さくして復活させた実アナログかつ実パッチングのシンセ。回路はオリジナルMS-20のものをベースに、既に作られていない部品等を置き換えるなどして作られている模様。ICONさんより「内部回路はオリジナルを踏襲しつつ、VCAだけがSNが良くなっているとのこと」とレポートが。

3月上旬に発売で5万2290円と出てますね。ライブや動画で使いたいので買うとは思いますが、予算の優先度の都合上出てすぐは無理かな…。

2.KAOSS PAD KP3+
KAOSS PAD KP3+
KP3のアップデート。7年経ってるだけあって、ハードウェア仕様がKAOSSILATOR PRO系のものに更新、電源が12Vのアダプタから9Vのに変わってます。それとエフェクトプログラムも今日的なものへ何割か追加/変更されていて、KPQ的なエフェクトも還元されてます。サイトの情報とデモムービー見る限りはそれくらいなんですが、気になってるのがサンプラー部分の仕様は旧KP3と同じなのかどうなのか。ここも変わってるならいつか買い足すかも。

3.KAOSSILATOR PRO+
KAOSSILATOR PRO+
KAOSSILATOR PROも同様にアップデート。KP3程、年は空けておらず、筐体はたぶん金型同じか微変更で、自照ボタン周りが変更(KP3+も同じく)。シンセプログラムも何割か追加変更。kaossilator 2の録音データをBPM込で相互にやり取り可能、とあって、これはサンプラー部分の仕様が旧PROから変わっている可能性がありますね。旧PROはサンプリング後にBPM変えるとサンプルの尺が追従すると同時にピッチも上下してて、そういうDJ的な仕様だとKP3ならともかくシンセとしては使い難かったんですが、kaossilator 2だとピッチは維持されます。kaossilator 2と同じ仕様に変わっているなら(予算的な)折を見て買うかなー。

ちょっとオマケ:
KingKORGという鍵盤弾く人向けのモデリングアナログシンセも発表されてます。これ、興味深いことにオシレータ周りのプログラム方法が、多くのパラメータを組み合わせていく方式から、事前に組み合わさったアルゴリズムを選んで少数のパラメータを調整する方式になってます。なんか覚えがないですか?今までのKORGのモデリングアナログ、MS2000やらRADIUSやらMicroKORGやらの系統よりも、ちょうどELECTRIBE EMX-1ライクな感じなんですよね。というわけでこれの音源部分でELECTRIBEの系統の何かが出来るといいなあ。

他社の製品も気になるのが出てればまた追々。あ、とりあえずYAMAHAのiPadアプリのMobile Music Sequencerは買いました。ではでは。

ポケコン DPC-100 ver.1.0.0 リリース

わたなべさんacimorph9さんがDS-10&M01をプレイする今晩のMeating!!! Vol4には行っておきたい私が螢屋です。DETUNEよりiOS用ポケコンアプリ “DPC-100” の最初のバージョン(ver.1.0.0)がリリースされました[iOS AppStore]。

現状やざっとみて気がついたことなど挙げておきますと、

  • 幾つかの機能がApple審査待ちで未実装(特に音周り)
  • 新発売記念価格500円(2012/1/27まで)
  • iPhone/iPod touchだとキーが小さいのでiPadおすすめ
  • 在来のシャープ系やカシオ系のシミュレーション/エミュレーションでは無く、独自仕様(端末仕様/言語仕様とも)
  • 関数電卓的な機能も持たない(sin/cos等の関数そのものはあるので自分でプログラム組むのが前提)

変数の使用に先立って宣言が必要だったりとか、かつてポケコン実機の経験がある人は却って戸惑うかも。仕様そのものはシンプルなので、ポケコンに限らず多数の処理系を渡り歩いてきたエンジニアなら、実機経験者でもざっとリファレンスマニュアル見とけばどってこたあ無いでしょう。

ところでリリースから暫く去年のDPC-100スクープ記事へアクセスが多いというか当初DPC-100でググるウチのDPC-100タグがトップに出ててかなりアレな感じでした。まあ一日ほどであっさり下がりましたけど。

あとDETUNE名物リアルイベントもこのDPC-100で開催予定らしいですが、できればオーディオモデムも実装してもらって、PAから流れる大音響でプログラムのセーブ・ロード(懐かしのパソコン・サンデー方式)というか配布というかをして欲しいというかその絵ヅラが見たいです。どですか佐野さん!

monotribe用追加キット USBtribe

螢屋です。ちょっと気になってるのが「いっかい」さんにあったKorg MonotribeにUSB端子を付けるキットの記事。USBtribeとな。

USBtribe

僕のmonotribe USB-MIDI改造とはまた違うんですが、PC側から使える機能はほぼ同じっぽいです。まあMIDIの機能自体は、基本的に元からmonotribe本体のチップに入ってるシリアル入出力で実装されてるわけだから、そりゃそうって話。説明読むと、あっちはmonotribe本体の電源もUSBから取れるようにしてあるみたい。

海外のサイトでの扱いなんでちょっと面倒そうですが、興味と覚悟の有る方はどうぞ。