monotribeの同期まとめ


発売日です。monotribeは今日が発売日です!。よい子のみなさーんにおかれましては、当然前日、前々日には手に入れているものと思われます。

ドラム+シンセと、一通りの音は出せるmonotribeですが、やはり4音だけではちょっと物足りないと思われる方も居ると思います。でも同期ってどうやるの?ってことで、ここでは早速いろいろな機器との同期を試みた方の記事を貼っていこうと思います。

KORG monotribe 同期のやり方(DTM-DigitalPerformer,iPhone,iPad)
monotribe + EMXの接続について記載があります。

KORG monotribeとABLETON Liveの同期(Koyas production)
monotribe + ABLETON Live の同期方法。

monotribeとDS-10の同期
DS-10のステレオ出力の一方を同期用にする方法。ケーブル、音色とシーケンスの設定が写真付きで掲載。さすが無限さん。ここにも記述がありますが、DS-10に限らず音量レベル調整は結構シビアです。少しでも小さいと動かず、大きすぎるとダブったり倍テンポになったりします。[この項螢屋追記]

monotribeとelectribe-rの同期
 monotribeとelectribe Rの同期方法。DS-10と同じLR分割方式です。パルスの出力に必要なパラメータについて書いています。[5/31 ここう追記]

■公式映像「KORG monotribe まるわかりビデオ」[6/5 螢屋追記]
 □Vol.3 Sync with PC: DAWのオーディオ出力をmonotribeのSYNC INで受ける方法。
 □Vol.4 Sync with monotribe: monotribe同士でSYNC OUTとSYNC INTを繋ぐ方法。
 □Vol.5 SyncKontrol for monotribe: iPhone等のiOS 4.xデバイスで動くKORG公式アプリSyncKontrolの解説。
  - iPhoneをマスターにし、iPhoneのヘッドホン出力をmonotribeのSYNC INで受ける方法。
  - 上記に加えて同時に、Wi-Fi経由でiPad上のiELECTRIBE/iMS-20をスタートさせる方法。
  - DAWをマスターにし、Wi-Fi経由でiPhoneのSyncKontrolをスタート、そのiPhoneのヘッドホン出力でmonotribeを同期させる方法。

MIDIを使ってmonotribeを同期する。
 ELECTRIBE EM-1のMIDIを受けてmonotribeへ同期パルスを出す。そういうシステムをArduinoで作った場合。[6/27 螢屋追記]

Monotribe, MIDI and me(英文)
 monotribe自体のMIDI対応化改造。要旨は出た!「モノトライブとMIDIと私」にざっとまとめてあります。[8/15 螢屋追記]

タケダノヲト-vol.30 Monotribe MIDI化
 日本自作シンセ界の雄、武田さん(@mmtakeda55)のMIDI改造の実例。上記「Monotribe, MIDI and me」の情報を元に、回路を電気的に真っ当なものに改良するなどして実装。[8/23 螢屋追記]

monotribeにUSB-MIDIを内蔵させてみた
 タイトル通りというか出落ちというかそのままです。すいません私がやりました。ポイントは、追加ハードとそれに入れるソフトは既存のものをそのまま使っていて自分では開発していないこと、それと筐体の穴はmini-USBの小さな穴をプラスチック製の底蓋の脇に開けるだけなので楽なこと。既に追試実装例もあり(
tanekenの徒然なるままに
)。[2012/10/30 螢屋追記]

見つけ次第追記します(´ー`)

monotribeに関する小さな続報


 発売まであと10日を切りましたmonotribe。良く訓練されたオモチャ楽器マニアに至りましては、金の懐中時計を売るか、自慢のロングヘアー(金髪)を売るかの金策に悩んでいらっしゃることと思います。

 前回の更新からずいぶん経ちましたが、さすがに大きく記事に書くほどの事は無いのですが、それでも「そこはかとなくお伝えしておきたい情報」が出てきたのでまとめてお伝えしておこうと思います。

■実売価格が2万を切っています
 発売日まで10日を切り、幾つかの通販サイトでは価格入りの出品も散見されるようになりました。定価21,000円のmonotribeですが、実売価格はというと、どうやら20,000円を大きく割り込む事になりそうです。ざっと検索するとamazonで16,800円というのが最安でしょうか。まさかの2割引です。これは、金の鎖も鼈甲のくしも売らずに済みそうですね。

 ただ、店舗売りに関しては「入荷数が判らない」というところがまだあるようで「発売日に欲しい!」という方は、予約をされた方が良いかもしれません。

■webotribe 操作系の修正
 monotribe発売前から操作系が判るKORGの非公式webアプリwebotribeですが、幾つかの操作について、修正がされている様です。前回お伝えした「8+8」もしっかり実装されて、操作感は相当実物に近づいたと思われますが「飽くまで非公式アプリ」だということは念頭に置いた方がいいでしょう。

 順当に行けば、6/3に茶箱@早稲田で行われる「electribe work shop #8」にて、実物が提示できると思います。慎重な方はこちらで実際に触ってから購入を決めていかがでしょうか(さりげない宣伝)。

 KORG monotribe は、5/28発売、定価21,000円(実売18,000前後)です。

「monotribe」についてのいくつかの情報

 5/28の発売日まで、1ヶ月を切りました。良く訓練されたKORGファンの皆さんは、豚の貯金箱を握りしめてわくわく待機していることと思います。

 そんな1ヶ月を切ったmonotribeについて、先日、KORGの坂巻様にお話を伺う機会がありました。いくつか仕様について質問し、回答を頂いた事がありますのでお伝えします。

■webotribeと実機の違いについて

 先日こちらでも紹介しました「monotribe」をweb上で再現した「webotribe」について「KORG公式ではないので、操作系がどの程度再現されているかは不明」と但し書きしましたが、やはりずいぶん違っている様です。webotribeを弄ってみて「アレ?」と思った方も落胆なさらず、発売日までに出てくる情報を待った方がよさそうです。

■ステップ数(8+8)について。

 僕が一番気になっていたシーケンサーのステップ数について。公式の仕様には「8ステップ」と明記され、さらに公式動画でも8ステップしか無い様に見えます。ただ、前回「残念ながら8ステップ」という記事を書いた後、割と信頼できる筋から「8+8ステップです」という情報がありました(ここまでは先にお伝えしたとおりです)。ただ「8+8と、16ステップはどう違うのだろう」という疑問が残ります。このあたりについてお話を伺う事ができました。一言で言うと「オペレーションの違い」となるみたいです。

 実機写真を見る限りステップキーは8ステップなのですが、この8ステップに「裏拍」を入れる事ができる。ということみたいです。つまり1.5、2.5、3.5、4.5…の入力が可能ということ。言い換えると、bpmを半分にすることで16ステップ分。奇数ステップ(表)と偶数ステップ(裏)で分けての入力ができる。ということ。ちょっとこれは変則的な入力ですが合理的で面白いですね。裏拍を入れるためのオペレーションは『パートキーを押しながらステップキー』とのこと。

■パルスによる同期について

 「SYNC端子はオーディオ入力だから、monotribe以外の機器とも同期できるよ!」という、21世紀とは思えないアクロバティックかつ好奇心をそそられる同期仕様ですが、「入力は16分、三角波がやりやすい」だそうです。オーディオ入力での同期は本当に汎用性が高く、ざっと話をしただけで以下の様な事ができることになります。


(1)tractorDJのチャンネルを一つパルス出力にあてて同期。
(2)EMX、ESXのINDIV OUTにパルスを出力して同期
(3)electribe(初代系)の出力をLRに分けて、片方をパルスにして同期。
(4)DS-10の出力を(略)

 ※(3)(4)はモノラルになっちゃいます。

 それ以外にも、16分のパルスを8分にすれば1/2の速度になるでしょうし、変則でパルスを出してポリリズム的な使い方もできそうです。パルスを出している機器がSwingすれば、それも追従するということなんですが、先に挙げた「裏拍」がどういう挙動になるのか、ちょっと気になりますね。

 monotribeは5/28日発売、定価は21,000円です。

「monotribe」をweb上で再現した「webotribe」

 monotribeの情報もだいたい出そろい、あとは5/28の発売日を待つばかりなのですが、発売を前にmonotribeをweb上で再現した「webotribe」なるものが公開されています(情報もと:気分は、お座敷テクノ日和様)。っと言ってもこのアプリ、KORG公式ではないので、操作系がどの程度再現されているかは不明。Musikmesseに出ていた実機を元に作ったのかな?いずれにせよ、マウス操作なので、ある程度できることが制限されてますが、雰囲気は掴めると思います。

KORG monotribe を完全再現したWebアプリ・シンセ(気分は、お座敷テクノ日和)

 で、早速使ってみました。ボタンを押しながらーの部分は左クリックをすることで代替えすることができます。んで、感想なのですが・・・ActiveStepの仕様がかなりテクニカルです。「ステップ・シーケンサーのステップを再生せずにジャンプする」だと、確かにこの通りの仕様になると思うんですが、いきなり7ステップになったり5ステップになったりするのはなかなか難易度が高い機能だと思いました。

 それと、ドラムパートの選択ボタン(BD,SD,HH)も、押しながらステップキーを選択することで、8ステップの中でも音の強弱をつけることができるようになります。。。って、これもこの操作で合っているか不明(公式の動画観てもこの辺を使っている様な箇所が見あたらないので)

 いずれにしても、非公式のアプリなので、これがこの通りの操作になるとは限らないと思うのですが、雰囲気はつかむことができると思います。「どこまでできるか」「どれくらいまで期待して良いか」の指標にはなるのかな。

「monotribe」は5/28発売、21,000円です。

KORG monotribe 仕様ページ公開

(※)文章内、KORGのページに書いてある仕様に基づき「シーケンス部は8ステップ」と表記していますが、信頼できる筋より「8+8」であることが確認されました。お詫びして訂正します。

KORG monotribeの製品情報でました。(※)残念ながらシーケンス部8ステップです。8ステップです。8ステップです。。。。

気を取り直して。細かい所の仕様は製品情報を見てもらうとして、気になったところだけピックアップします。

まず、電池駆動か可能でした。これは驚き。「単三電池6本」という、「4本充電器」を使用している一般的な家庭ではちょっと困る数の電池を要求しますが、2回に分けて充電している間のわくわく感の演出と思いましょう。さらにおどろいたのがスピーカー付きというまさかのYAMAHA式。スピーカーが無くても単体で遊べる「おもちゃ」としては必携のすばらしい機能です。

ステップシーケンスは先ほども書いたとおり8ステップ(※)。ちょっと残念な感じもしますが、「FLUX機能」という、要は「クオンタイズしないで録音」する機能がある様です。これがドラムパートにも使えるのであれば色々やりようはありそうです。あと『ステップ・シーケンサーのステップを再生せずにジャンプする』という、いまいち伝わりにくい感じの「アクティブ・ステップ機能」については、動画から読み取ることができませんでした。なんだろこれ。

ドラムパートは「ディスクリート・アナログ回路による」とは書いてありますが、デモでは音量以外のパラメータを弄っていない様なので、音色が変わらない可能性があります。(ゲートタイムぐらいは弄りたいものですが)。ちょっとこの辺の機能について、説明不足が否めないですがきっと僕たちのワクワク心をくすぐるための演出でしょう。

「monotribe同士を繋ぐのでは」と思われた「sync」端子は、monotribeだけでは無く、パルスを出力するものであれば何でもOKの様です。EMX/ESXで1パートをindiv outから出す。DS-10をモノラルとして使って、片方にキックだけを出力する、等すれば他の機械との連携もいけそうですね。

値段は僕の予想が大体で当たり21000。実売もそれぐらいでしょう。2台買ったらEMXが中古で手に入ります。あとEM1をオークションで落として電池ボックスを自作してもおつりが来ますが気にしてはいけません。発売日の5月下旬までワクワク心でお小遣いを貯めましょう。