「kaossilator 2」「mini kaoss pad 2」を使った新作動画と、今の所判っている仕様のまとめ。

 どうも、社会人の傍ら片手間でブログを更新しているため、他のサイトと比べるとどうしてもワンテンポ記事が遅れてしまうここうです。今日に限って連投です。

 youtubeのKORG公式チャネルより、「kaossilator 2」「mini kaoss pad 2」の新しい動画が発表されています。演奏するのはkoishistyleさん

それと、一ヶ月たってしまったのですが、ASCIIにて四本淑三さんのインタビューが掲載されています。(紹介するタイミングを逸していたので、スルーしてしまいました)

仕様書より開発者の“勝手”信じた、KORG人気シリーズ第2弾

ここから現段階で判ることを少しまとめます。
・は今見える仕様から判ること。!は今回の動画・インタビューから判った事です。

[共通]
・単4電池2本駆動
・スピーカ内蔵
・マイク内蔵
・VALUEスライダー搭載
・SDカード対応
・SDカードへのパフォーマンスの録音が可能
!SDカードリーダの交換は、カバーを外す必要あり
!タッチパットが静電容量式に。マルチタッチも可能に

[kaossilator 2]
・PCMサウンドを追加(ドラムのみ?)
・スイングアルペジエータを搭載(GATE・SWING設定)
・ループレコーディングは2バンク搭載
・外部入力あり(入力もループレコーディング可?)
・KORG iKaossilatorとの連携
!ディスプレイに、現在のコードが鍵盤の絵で表示される
!外部で作成したwavファイルの読み込みも可。ループ再生される。
!ドラム・リード共にスイングが可能

[mini kaoss pad 2]
・オートBPMエンジン搭載(BPM検出機能?)
・単体でのmp3の再生・エフェクトが可能
・対応フォーマットWAVファイル(16bit、44.1kHz/48kHz、ステレオ) MP3ファイル(44.1kHz@128、192、256、300kbps、ステレオ、VBR対応)
・再生ファイルのピッチ変更・キューポイント設定可能(DJとして使える?)
・入力音源含めたパフォーマンスをWAVファイルで録音可能
!mp3再生時、外部入力とのミックスをVALUEスライダーで行える

ちょっと、kaossilator 2の方が情報が多いですね。先述のブロガーズミーティングでもう少し細かい所が判るとうれしいのですが。

KORGが「monotribe ver.2」に対応したオーバレイを配布


 「地方の名物駅弁サイズのアナログシンセ」ことmonotribeが、「プログラムをWAVデータで読み込む『カンサスシティスタンダード方式』で更新する」という古いのか新しいのか判らないがとりあえずインパクトのあるアップデート

が行われた事は記憶に新しい所ですが、このアップデートに対応したオーバレイが配布されました

 そもそもこのアップデート「ボタン操作でのシーケンスデータクリア対応」「各パート毎にアクティブ・ステップを設定可能」等、追加機能が満載なのですが、その機能のほとんどが「パートキーとACTIVE STEPキーを押しながらステップキー」だの、「GATETIME押しながら、ステップキー」だの、ボタンが足りなくてほとんどの機能が同時押しに割り当てられた「GB版の風来のシレン」の様な操作状態でした。

 この状況を打破するためKORGの取った手段が「オーバレイ」となります。具体的には、「ボタンの組み合わせ等が書かれた紙をmonotribeにかぶせるだけ」。アップデート方法に引き続き「ローテク過ぎて斬新な」方式がとられています。

 オーバレイの入手方法は(1)「楽器店にて配布」(2)「ダウンロードで取得」のいずれかとなります。どちらの場合も「ダイアル・インジケータ部分をくりぬく作業」が必要となります。(3/3 追記 楽器店配布版には、切り抜き部にミシン目がついています)ダウンロード版はpdfの他にillustrator形式でも配布。気合いさえあれば自力で色を変える事も可能です。

 カッティングシート等にオリジナルデザインを印刷、貼り付ける猛者を期待します。

monotribeは実売16000前後にて発売中です。

KORGブロガーズミーティング開催(3/3 13:00~ 生放送あり)

 KORGの公式サイトにて「ブロガーズ・ミーティング2012をUSTREAM生配信!」というお知らせが出ています。ブロガーズ・ミーティングといえば、去年はmonotribeの仕様を確認するため、我々『KORGの提灯ブロガー』ことelectribe.jpの面々も潜入いたしました(今回参加は未定です)

 今回は、噂のガジェット「kaossilator 2」「mini kaoss pad 2」と『大手家電量販店のポイントで買えちゃうアナログシンセ』こと「monotron DUO/DELAY」そして、iPhoneユーザーにはおなじみ「iKaossilator」についての発表があるようです。

 前回に引き続き、USTREAM放送も予告されています。「kaossilator 2」「mini kaoss pad 2」についての新しい情報が出てきそうです。

kaossilator 2 / mini kaoss pad 2 発表

 できることなら、ステマでもなんでもいいから甘い汁とやらを吸ってみたい。ここうです。今からKORGの新製品のお話を書くので、ステマかどうかは各自皆様がご判断ください。それと、熱心にこの情報を集めている諸兄の皆様への新情報はございません。僕も同じ記事を読んで書いています。ごめんなさい。

 現在アメリカで行われている楽器ショー「NAMM SHOW 2012」に合わせて、KORGより新しいガジェット「kaossilator 2」と「mini kaoss pad 2」が発表されました。以前の「kaossilator」「kaoss pad mini」と同様、同じ筐体を使った商品となります。前回のものより左右の幅を狭めて片手での操作を意識、有機EL液晶を使ってステータス表示が豊富になりました。

 「kaossilator 2」は、アナログモデリングシンセに加えてPCMのドラムキットを追加。ループサンプリングによる重ね演奏もバンク式になり、2パートの操作が可能になりました。kaossilator proに肉薄する機能を詰め込んでいます。

 「iKaossilatorとの連携機能」と謳っているのですが、どのような連携方法なのかが気になります。iKaossilatorのバージョンアップが必要との事なので、単純な方法では無さそうです。

 「mini kaoss pad 2」は、なんと言いますかmini KPにMP3プレイヤーとレコーダを内蔵してしまった感じ(録音はwevのみ)。ピッチ変更とキュー機能を搭載し、DJプレイも可能と謳っています(精度は気になるところですが)。新しいエフェクタ(KPQで追加された「Looper」「Vinyl Break」「Ducking Comp」)も追加。

 単4電池2本駆動という事なので、マスターエフェクタとして使うには厳しいかもしれませんが。アンプの手前に繋ぐ飛び道具として威力を発揮しそうです。個人的に、MP3のタグ表示に日本語がつかるかどうかが気になってしまいます。

「kaossilator 2」「mini kaoss pad 2」発売は2012年3月中旬、定価は価格は16,800円の予定とのことです。

■kaossilator 2
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/kaossilator2/

■mini kaoss pad 2
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/minikaosspad2/

12/1/7 溝の口で楽器いじり

前回の様子
川崎市の割と北の方、田園都市線と南部線というセレブとブルーカラーが交わる溝の口という駅で、electribe.jpクルー(螢屋、ワタナベ、ここう)が楽器をいじります。人通りが多いところでガジェット楽器を鳴らすことで、少しでもelectribeの知名度に貢献できればなあという、大義名分のもと好き勝手やる予定です。

ノープランで挑むため「ライブ」というのはおこがましいのですが、ノープラン故に飛び入り参加も可能です。手元にガジェット楽器をお持ちの方はそれらを持って参加してみませんか。

楽器いじりは、JR武蔵溝ノ口と東急溝の口駅の連絡通路で、14:00~16:00ぐらいまでの予定です。

※溝の口は屋外でのライブが多く、比較的規制が緩やかでありますが、法的に許された場所ではありません。
※そのため、万が一風紀を乱す、治安が悪いとelectribe.jp側が判断した場合は、中止とさせていただきます。