monotribeと2台のGAMEBOYが同期

GAMEBOYでチップチューンと聞いてまあ一応LSDjというものがあるという事くらいしか知らない螢屋ですが、monotribeの同期にGBを使った人がいらっしゃいました。これがそのrockgennyさんの動画。

対戦ケーブル接続で同期された2台のGAMEBOY(使用ソフトがLSDjかどうかは未確認)のうち、一方(たぶん同期マスター)がひたすら八分音符で短(単)パルス波を出力してmonotribeのクロックとなり、他方(同期スレーブ)は通常演奏でこちらをmonotribeのラインアウトとミックス。それぞれ音源の趣は異なるものの、これまたプリミティヴ VS プリミティヴで面白い所。すげえなぁ。

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WAVEDRUM Mini – Xデーは6/25(土)


なんかもうブロガーズ・ミーティング的には人参に全部持ってかれた感のある(あと最近だとU-zhaanとレイ・ハラカミ出演の公式映像)WAVEDRUM Miniネタですが、ここでは敢えてまっとうな足ドラムを手持ち映像から。

で発売日が2011年6月25日(土)で決まりましたね。まあ今回も入荷した店舗さんから五月雨式に販売開始だとは思います。標準(?)価格は28,350円と聞いているんですが、まあ実勢価格23,800円くらいかしら。

KORG WAVEDRUM WD-MINI
KORG WAVEDRUM WD-MINI

…jetdaisukeさんとこみたらイケベがもそっと安いらしい(KORG WAVEDRUM mini の発売日と価格が決定)。

今夏は予算きゅーきゅーな上にmonotribe買っちゃったので直ぐには買えないのが残念。

monotribeの同期まとめ


発売日です。monotribeは今日が発売日です!。よい子のみなさーんにおかれましては、当然前日、前々日には手に入れているものと思われます。

ドラム+シンセと、一通りの音は出せるmonotribeですが、やはり4音だけではちょっと物足りないと思われる方も居ると思います。でも同期ってどうやるの?ってことで、ここでは早速いろいろな機器との同期を試みた方の記事を貼っていこうと思います。

KORG monotribe 同期のやり方(DTM-DigitalPerformer,iPhone,iPad)
monotribe + EMXの接続について記載があります。

KORG monotribeとABLETON Liveの同期(Koyas production)
monotribe + ABLETON Live の同期方法。

monotribeとDS-10の同期
DS-10のステレオ出力の一方を同期用にする方法。ケーブル、音色とシーケンスの設定が写真付きで掲載。さすが無限さん。ここにも記述がありますが、DS-10に限らず音量レベル調整は結構シビアです。少しでも小さいと動かず、大きすぎるとダブったり倍テンポになったりします。[この項螢屋追記]

monotribeとelectribe-rの同期
 monotribeとelectribe Rの同期方法。DS-10と同じLR分割方式です。パルスの出力に必要なパラメータについて書いています。[5/31 ここう追記]

■公式映像「KORG monotribe まるわかりビデオ」[6/5 螢屋追記]
 □Vol.3 Sync with PC: DAWのオーディオ出力をmonotribeのSYNC INで受ける方法。
 □Vol.4 Sync with monotribe: monotribe同士でSYNC OUTとSYNC INTを繋ぐ方法。
 □Vol.5 SyncKontrol for monotribe: iPhone等のiOS 4.xデバイスで動くKORG公式アプリSyncKontrolの解説。
  - iPhoneをマスターにし、iPhoneのヘッドホン出力をmonotribeのSYNC INで受ける方法。
  - 上記に加えて同時に、Wi-Fi経由でiPad上のiELECTRIBE/iMS-20をスタートさせる方法。
  - DAWをマスターにし、Wi-Fi経由でiPhoneのSyncKontrolをスタート、そのiPhoneのヘッドホン出力でmonotribeを同期させる方法。

MIDIを使ってmonotribeを同期する。
 ELECTRIBE EM-1のMIDIを受けてmonotribeへ同期パルスを出す。そういうシステムをArduinoで作った場合。[6/27 螢屋追記]

Monotribe, MIDI and me(英文)
 monotribe自体のMIDI対応化改造。要旨は出た!「モノトライブとMIDIと私」にざっとまとめてあります。[8/15 螢屋追記]

タケダノヲト-vol.30 Monotribe MIDI化
 日本自作シンセ界の雄、武田さん(@mmtakeda55)のMIDI改造の実例。上記「Monotribe, MIDI and me」の情報を元に、回路を電気的に真っ当なものに改良するなどして実装。[8/23 螢屋追記]

monotribeにUSB-MIDIを内蔵させてみた
 タイトル通りというか出落ちというかそのままです。すいません私がやりました。ポイントは、追加ハードとそれに入れるソフトは既存のものをそのまま使っていて自分では開発していないこと、それと筐体の穴はmini-USBの小さな穴をプラスチック製の底蓋の脇に開けるだけなので楽なこと。既に追試実装例もあり(
tanekenの徒然なるままに
)。[2012/10/30 螢屋追記]

見つけ次第追記します(´ー`)

KORG ブロガーズ・ミーティング 2011

Mr. Sakamaki with prototype monotribe
monotribeのプロトタイプを取り出したKORG坂巻さん

はい私が螢屋です。というわけでKORGさんにおじゃましてまいりました。USTREAMの配信があったのでご存じの方もいらっしゃるかとおもいます(録画は残ってないようですが)。本来書くべきことは山ほどあるのですが、うだうだやって時間経っちゃう前にざっと書き出しておきます。一週間後にVocaFes02あるし。

ミーティングに招待されたユーザは十数人ほど、席に着いてみれば一番右にジェットダイスケさん、シン石丸さん、koishistyleさん、で私。左見てみればDenkitribeさん、ここうさん、向こうにサイモンガー・モバイルさん、CardiacTranceさん。後からmryatさん、四本さん、という感じ。ミーティング内容は、未発売製品であるmonotribeとWAVEDRUM miniのプレゼンテーション、先日出たiELECTRIBE Gorillaz EditionはiMS-20とともにデモ、でUSTREAM有りで2時間、そのあと1時間ほど試遊及び歓談。あとお土産にTシャツいただきました。私のはドンカマチック柄。

trying monotribe
monotribe試奏風景

1. monotribe
キックのアタックの「バツンッ」がキますね。年代の割にアナログ音源そのものにはそんなこだわりない派ですが、これはそうそうシミュレートやデジタルじゃ出ないんじゃないか。まあどういう感じの音色づくりができるのかは、monotronやあるいはKORG系統のモデリング音源の経験と、monotribeのパネルみればだいたい見当つくと思います。monotronからはだいぶブラッシュアップされてるようで、機能的なとこだけでなくたとえばS/Nなんかもちゃんと録音に困らないとこまできてます。Synthパートにはノイズがあるんですが、これを混ぜてくとエフェクトの掛かりが変わってくんですね。試用セットに一組置いてあったKPQなんかの相性は抜群で、ディレイやモジュレーションをKPQでじわじわ掛けつつmonotribeからはノイズをじわじわ乗っける、なんてやってると5分くらいすぐ経ちます。

[ここう追記] LFOの速度には3種類Fast(Key Sync)、Slow、1 Shotありますが、Fastの上の方は5kHzまで出せるそうで、クロスモジュレーションみたいな使い方ができます。

あとあちこちで「?」が出てたシーケンサ仕様。触ったので理解できました。文章で説明するより、やっぱり図か映像か実物の方が手っ取り早いし、一応ここうさんが以前に何回か記事書いてくれてたので改めて書くのは省略。仕様から分かる通りELECTRIBEほどの自由度はないけど、仕様上できる事については実にスムース。あーあと、FLUXオフの時は手弾きでもクオンタイズ掛かってたような?という話を後でここうさんとしてました。聞くの忘れてた。ちょうどDS-10の鍵盤手弾きしてるような感じね。

[ここう追記] FLUX機能について。キーボードシーケンス自体は常にFLUXでメモリされているらしく、「FLUX無しで入力→FLUXオン」とやると、クオンタイズされないで発音しました。

[ここう追記] ステップ数について。裏拍を入れて16ステップ入力可。という仕様はドラムのみ。synth部に関しては8ステップです(もちろん、上のFLUX機能を使えば、ステップ数にこだわらず入力が可能です)。

monotribe and iELECTRIBE were synchronized by WIST app.
monotribeとiELECTRIBEをWISTアプリで同期

でオーディオでもワンショットパルスならシンクロできるってことで話題の同期機能。ここで出た隠し玉がiOS用のWISTシンクアプリ。シンクロナイザーもしくはコンダクター(指揮者)アプリとでもいいますか、先日のiMS-20/iELECTRIBEのver.upで搭載された無線同期システムWISTのマスターになるもの。こいつがiPhoneのヘッドホン出力からテンポに合わせて16分音符刻みでトリガーを出し、そのままmonotribeの同期入力につなげばふつーにmonotribeがきっちりBPM指定でシンクロするという。面白いのがmonotribeにはスウィング機能がないのに、WISTのマスターには有って、オーディオ的にスウィングしたパルスが出るのでそのままmonotribe試奏風景もスウィングするという…!うはー!

[螢屋追記]このiOSアプリは名称「Korg SyncKontrol for monotribe」で、monotribe発売前日頃にiTunesのAppStoreに出るとのこと。
[螢屋追記]ここうさん自身のレポート: KORG blogger’s meeting 行ってきた! http://extend.ore.to/index.php?e=3084

さっと書くつもりがちょっとした分量に…。monotribeで最低限書き留めたいことは書いたのでとりあえず今はここまで。WAVEDRUM miniとiPad話はまた明日にでも、ちょろっと書きます。

KORG monotribeKORG monotribe 2011年5月28日発売

公式情報の幾つか:monotribeまであと一週間

KORG monotribe ANALOG RIBBON STATION アナログシンセサイザー

KORG monotribe発売まであと一週間です。開幕最安値は16,800円辺りみたいですね。さて、ここうさん出かけてるみたいなのでこの隙に幾つか。

■KORG monotribe まるわかりビデオ
Vol.1につづいてVol.2「Step Seq Part」も出ています。パネルの写真だけではピンと来ない、Active Step / Gate Time / Flux の3機能についても実例あり。

  • Active Step
  • 8 step (ビデオ中では16分音符を8マス並べた感じ)のうち、例示では後ろのほうを抜く(再生を飛ばして省略する)ことで、DJプレイでよくある「だ・だ・だだだだ・だららららららら」みたいに刻んだり、途中のマスを抜くことで、変拍子フレーズにしたりしています。

  • Gate Time
  • これ観てやっと理解できましたが、リボンの左端をゼロ、右端が最大(たぶんレガート)ってことですね。ちゃんとシーケンスにも反映されているようす。

  • Flux
  • DAWで言えばクオンタイズOFFですね。何度でも入切出来るので、内部のデータとしてはFlux状態で持っていて、再生時にクオンタイズのON/OFFを指定できるという感じ。

ちなみにVol.1は「Synth Part」で、こちら。

■四本淑三の「ミュージック・ギークス!」
概ね毎週土曜日に公開の四本さんの連載ですが、今日出た第58回は『今こそ原点のアナログへ――コルグ入魂のシンセ「monotribe」』で、KORGの高橋さん坂巻さん大田さんへのインタビュー取材。サウンドやアナログならではの回路の話はもちろん、同期の話は結構突っ込んだとこまで出てます、DAW同期の方法とか。つか追加機能って何よ!

■さらに!22日(日)の13:00からは(以下略)
http://twitter.com/korg_inc/status/70758365298556928というツイートがあるんだが、どう思う?俺はこれを(以下略)

…うぉっほんゲフンゲフン。とりあえずその時間帯は気をつけておくことだな。以上!