monotribeとmonotronをセットにした「monomania SET」発売


「投擲サイズのアナログシンセサイザー」ことmonotribeと、「DSゲーム価格のアナログシンセサイザー」ことmonotronを合わせたお得なセットが販売されます。その名も「monomania SET」(ノーひねりです)。

 「monomania SET」はアナログ・シンセの世界をまだ体験したことがないという方に向けてのお得なパッケージ。「お得なパッケージ」というからには、お値段控えめ、ということなのでしょうが、どの程度お得かは今のところ不明。

 アナログシンセサイザーに興味がある人は、monotronなりmonotribeなり買ってしまっていて今更買うとどちらかにダブりが出てしまうと予想されますが、そんな人へのアピールも欠かしません。先日行われたmonotron/monotribeの動画コンテスト『monomania』のメインイメージをモチーフとしたステッカーをセット。さすがにシールの為にもうワンセットは無いだろうと思いますが、これからの季節お中元にぴったりなセットとなっています。「アナログシンセサイザーほしいなー」と一歩を踏み出せてないお友達に、最後の背中押しとして送ってみてはいかがでしょうか。

 この「monomania SET」、値段は未定ですが、monotribeは16,000円前後、monotronは4,000円前後で販売中。さらに、無印monotronには無い魅力を搭載したモデル monotron DELAY/monotron DUOも、4,000円前後で販売中です。

kaossilator 2 / mini kaoss pad 2 発表

 できることなら、ステマでもなんでもいいから甘い汁とやらを吸ってみたい。ここうです。今からKORGの新製品のお話を書くので、ステマかどうかは各自皆様がご判断ください。それと、熱心にこの情報を集めている諸兄の皆様への新情報はございません。僕も同じ記事を読んで書いています。ごめんなさい。

 現在アメリカで行われている楽器ショー「NAMM SHOW 2012」に合わせて、KORGより新しいガジェット「kaossilator 2」と「mini kaoss pad 2」が発表されました。以前の「kaossilator」「kaoss pad mini」と同様、同じ筐体を使った商品となります。前回のものより左右の幅を狭めて片手での操作を意識、有機EL液晶を使ってステータス表示が豊富になりました。

 「kaossilator 2」は、アナログモデリングシンセに加えてPCMのドラムキットを追加。ループサンプリングによる重ね演奏もバンク式になり、2パートの操作が可能になりました。kaossilator proに肉薄する機能を詰め込んでいます。

 「iKaossilatorとの連携機能」と謳っているのですが、どのような連携方法なのかが気になります。iKaossilatorのバージョンアップが必要との事なので、単純な方法では無さそうです。

 「mini kaoss pad 2」は、なんと言いますかmini KPにMP3プレイヤーとレコーダを内蔵してしまった感じ(録音はwevのみ)。ピッチ変更とキュー機能を搭載し、DJプレイも可能と謳っています(精度は気になるところですが)。新しいエフェクタ(KPQで追加された「Looper」「Vinyl Break」「Ducking Comp」)も追加。

 単4電池2本駆動という事なので、マスターエフェクタとして使うには厳しいかもしれませんが。アンプの手前に繋ぐ飛び道具として威力を発揮しそうです。個人的に、MP3のタグ表示に日本語がつかるかどうかが気になってしまいます。

「kaossilator 2」「mini kaoss pad 2」発売は2012年3月中旬、定価は価格は16,800円の予定とのことです。

■kaossilator 2
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/kaossilator2/

■mini kaoss pad 2
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/minikaosspad2/