mini kaoss pad 2/kaossilator 2 セミ・ハード・ケース発売

(今からKORGのちょうちん記事を書きます)

ポケットサイズのマルチエフェクターことmimiKP2/kaossirator2 に、セミハードケースが登場しました。mimiKP2/kaossirator2 に合わせた赤い/黄色いケースは、mimiKP2/kaossirator2を(考えてみると使用中に手を滑らせるとか以外に発生しそうにもない)落下時の衝撃から本体をがっちり守ります(使用時はケースからお出しください)。

カラビナがついているので、ベルトにつけていつでもどこでもmimiKP2/kaossirator2を取り出して遊ぶ事ができます!ポケットサイズのmimiKP2をあえてポケットの外で保管することの意義は判りませんが、逆に外に保管することで、合コンなんかの指摘待ちに使えばいいと思います。

mimiKP2/kaossirator2 セミハードケースは1500円ちょっと、で発売中です。

オトトイの学校でkaossilator2講座開講

iPolysixの話とかもせにゃならんのですがそれは稿を改めると称して置いておく私が螢屋です。

さて、「オトトイの学校」2013年 冬期講座のひとつとしてKORG presents カオシレーターから始める音楽の道が1月から開始との発表がありました。

kaossilator2講座

講師Yasushi.Kさん。KORG方面では公式デモンストレーターなどされており、KAOSSILATORについても初代の時からデモや楽器系イベントでのチュートリアル講師を務めてらっしゃいますです。確かプリセット音色の開発にも加わってたんでなかったかなー。氏のチュートリアルは僕も二度ほど受けてるんですが、何というか理屈じゃないところを主軸にしつつその補強というか道を外れないようガイドとして理論を置くという印象でして、お薦めです。あと初回のゲスト講師にはおなじみ坂巻さんの名前も。

今回は1月から3月の最終木曜夜で全3回、通しでもバラでも受講可。実機無くても無料貸し出しアリ。カリキュラムの方は既存曲のちょっとしたカバーやら、オリジナルのフレーズ作りやら、DAWも絡めた製作までやるようです。たぶん多くの普通の人にピンとくるのはそういうとこなんだろうなあ。僕がやると明らかにアドリブとオリジナルと一台完結に偏ります。いや、アドリブやら作ったフレーズやらDAWに入れるのも内々やってはいるんですけどね。

OTOTOYさんといえば、以前もiYM2151の講座がありましたので今回も期待できそうです。諸々詳細は上記のリンクからどぞ。

12/2(日) DS-10 Picnic!@お台場

20121119-125259.jpg

寒くなってきましたね!

でも寒さにもめげずまたやりますよ!今年最後のピクニック!

ホットコーヒー飲みながらセッションするも良し!

熱燗飲んでほっこりしながら語るもよし!

初めての方もお馴染みの方もみんなワイワイ遊びましょう!

どーぞお気軽にお越し下さい!

■12/2(日) DS-10 Picnic!@お台場

■趣旨:海辺で芝生で空の下で! ゆるゆると電子音を鳴らして楽しもう!

■日時:12月2日(日)昼前~夕方

(自由集合、自由解散です。ご都合に合わせてお気軽にどうぞ!)

(幹事は11時くらいには居るようにします。がんばる。)

■場所:お台場潮風公園 夕陽の塔付近


より大きな地図でDS-10ピクニックへの道案内を表示

(夕陽の塔の右上、白い屋根が2つ3つある辺りです)

・最寄駅:ゆりかもめ台場駅(徒歩5分)、 りんかい線東京テレポート駅(徒歩10分)

■参加資格:とくになし

(初心者もDSもってない人もOK!)

(他の電子楽器も生楽器も歓迎!)

(ただ飲みたいってだけの人も大歓迎!w)

■持ち物:お弁当とか飲み物とか。 (駅近辺なら現地調達可能です)

■ご注意:

・雨天順延です。(当日8時くらいには決定します)

・もし公園や警察から撤収指示があったら大人しく解散します。

・上記雨天や撤収などの速報は、Twitterアカウント(@ds10picnic)でお送りします。

・音響設備はしょぼい(電池駆動アンプ)ので期待しないように。

・アルコールを摂取される方は公共交通機関でお越しください。

・例年の事ですがめっちゃ寒いです。防寒対策万全でカマン。

以上です。当日お待ちしております!あと晴れますように!

monotribeにUSB-MIDIを内蔵させてみた

そういやもしかしたら世界初かもしれないmonotribeにUSB-MIDIを内蔵させた私が螢屋です。過日Dee-Cie Freaks Vol.3でデビューしたmonotribe with USBですが、ちゃんとした解説を書こうとすると結構時間掛かるのでざっとまとめときます。この手の工作に慣れた人なら「これで改造できるぜ!」という程度の情報量はあると思います。

■ 概略

  • monotribeにUSB-MIDIを内蔵。これまでよく見られたMIDI改造では5Pin-DINの(本来の)MIDIコネクタを付けるというものだったが、本件ではUSBのmini-Bコネクタとした。
  • USB-MIDIクラスドライバで動作し、Mac(とたぶんWindows)ではドライバインストール不要、iPadではカメラコネクションキット直結(セルフパワードハブ無し)で動作。
  • 開発作業を低減。USB-シリアル変換のハードウェアには市販のATMega 32u4ボードをそのまま使用。同ソフトウェアにはMoco for LUFAをインストール、自前でのソフトウェア開発をゼロに。
  • 工作作業量を低減。USB mini-Bコネクタは筐体のプラスチック製の底蓋に取り付け、これまでのMIDI改造で最大の難関であったMIDIコネクタの取り付けに伴う肉厚アルミケースの穴あけを不要に。

■ mini-B USBコネクタ
元からある端子類の下、プラスチックの裏蓋部分に穴を開けてそこにUSBの端子を出した。

monotribe with USB: mini-B USB connector bottom of monotribe

■ USB-MIDI変換
□ ATMega 32u4 ボード:
Strawberry Linux 「ダ・ヴィンチ32U
Arduinoブートローダ版ではない通常版。USBから相互変換されたMIDIイベントはPD2がRX、PD3がTXに、5VのTTLシリアルでやり取りされる。DFUでファームウェアを書き込むため。ISP経由で書ける環境があるならDFUでなくてもよい。更に言えば、Moco for LUFAが動けばいいので他の32u4ボードでもよい。
□ ロジックレベルコンバータ:
Sparkfun「ロジックレベルコンバータ
写真の基板の小さいほうが5Vロジック-3.3Vロジックの相互変換ボード。32u4側がUSB電源で5V動作、monotribeコントローラ側は3.3V動作なのでこれを間に入れる。回路は簡単なので自分で組んでもいいが、それほど高くなかったので作業量を減らすべく採用。

monotribe with USB: ATMega 32u4 and Voltage Converter

■ 取り付け
ざっくり現物合わせでかなり適当。穴あけはダ・ヴィンチ32UのUSBコネクタの出る部分のみ。固定は今のところスポンジと両面テープ。固定が甘いとUSBケーブル接続時にボードごと奥へ入ってしまうので注意。

monotribe with USB: inside of bottom case

■ おまけ: ミキシング機能付きヘッドホンアンプ
入れ替わりの多いクラブ系の現場でサブミキサーが場所取って困るので作成。あとDSのヘッドホン出力が(おそらく子ども向け聴力保護が理由で)低めでゲイン不足になるのでそれを少しは補う意図も(まだ現場では試してない)。

monotribe with USB: appendix - micro mixer for monotribe and battery operated instruments.

■ 謝辞
この改造は、Moco for LUFAの存在を知って思い立ち、また実現可能となったものです。morecat labのYoshitaka Kuwata氏に感謝いたします。

Dee-Cie Freaks Vol.3 概報

Dee-Cie Freaksも遂にVol.3、昨日無事終了しました!お越しの皆さん、出演者、関係者の皆さん、ありがとう&おつかれさまでした!

機材の都合でビデオカメラ無しでしたが、ざっと写真でまとめておきます。見出しは敬称略。

■ Kaoru Watanabe
仕事で遅れる!とかいいつつちゃんと間に合いました。いつも通りKORG M01でのDJプレイ。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Kaoru Watanabe

■ SA/DA
ここんとこM01でいい曲つくってるSA/DAさん(写真左)。わたなべさんの直前判断で設けられた飛び入り参加枠その一。

Dee-Cie Freaks Vol.3: SA/DA

■ daiteng
DS-10/M01クラスタのノイズ系旗手daiteng君(写真左)。飛び入り参加枠そのニ。

Dee-Cie Freaks Vol.3: daiteng

■ 東條平八郎
今回はソロ、なんとローランドのV-アコーディオンで参加。これ上位機だと数十万円するって前に聞いた気がしますが(汗)。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Tojo Heihachirou

■ せんたろ
FM音源の楽曲や自身の曲などをiOSデバイスでDJ。歌モノもいいですよねえ。

Dee-Cie Freaks Vol.3: sentaro

■ サイモンガー・モバイル
じわじわkaossilator技を広げてますねー。あと「サイモンガー」と「モバイル」の間には「・」が入るのが正式、てのはこないだ知りました。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Simonger Mobile

■ 無限軌道
iPadでミニマルなDJがジワジワ来るですよ。VJはラウンジタイムからの東條さん。

Dee-Cie Freaks Vol.3: mugenkidou

■ コスモワークス
若草レコードからアルバム発売!というわけで無限軌道さんの紹介ゲストで登場。マウスの繋がった銀色の小箱は特別版のヨネミンこと「マウミン」、米本電音研究所の制作。作者の米本さんはMake: Tokyo Meetingやシンセフェスタに出展されているのをお見かけしたことがありまして、当日もいらしてました。ありがとうございます。

Dee-Cie Freaks Vol.3:  cosmoworks

■ acimorph9
初代ELECTRIBEを2台使い。Vol.2のビデオを確認した時、前回のアシモフさんのとこだけ微妙に映像がブレてました。ハンディカムの手ぶれ補正でも吸収しきれないフロアの揺れっぷりでございます。

Dee-Cie Freaks Vol.3:  acimorph9

■ ヨナオケイシ
KORG M01でガンガンにフロアスタイル。踊らざるをえない。M01出た頃、こんなことになるとは思ってもみなかったのです。

Dee-Cie Freaks Vol.3: Keishi Yonao

■ HOTARU-YA
はい、私が螢屋です。monotribeをUSB-MIDI改造してiPadのmidiシーケンサで組んだfunk系のリフを鳴らしてKAOSS PAD QUADでtweakしましたよ。あと今回はバッテリ式サブミキサー自作、KPQもバッテリパック自作で完全電池駆動を達成しました。改造ネタはまた別途記事書きます。あとわたなべさん写真ありがとー。

Dee-Cie Freaks Vol.3: HOTARU-YA

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以上、ざっと出演順で。それと、次回Vol.4の日程は調整中です。決まりましたらまたお知らせしますんでよろしう。