iYM2151半額と次なるDetune

この日曜は結局音作業進まず仕舞ちゃんの私が螢屋です。KORGのiOSアプリセールに続いて、DetuneのiPadアプリiYM2151が本日より1,500円の半額セール中です。

iYM2151

ソースは先日の電磁マシマシでの告知。というかもう既にiTunes Storeでの表示が¥1,500になってます。

ついでですいませんがI am Synth推薦作品入りおめでとうございます。Tシャツの方はプロトタイプが今年のen-sofさんでのイベントで出てましたね。そしてM01生産完了。DS-10からDS-10 PLUSへの移行時には先ずDS-10の出荷・流通が止まったと記憶していますが、M01の場合はどうなるのか。果たしてM01 PLUS(?)は出るのか。次なるDetuneの一手を心よりお待ちしております。

チップチューンを自分でナニできる! リズミックス レトロビッツ 出たよー

C83予告動画を作ってたら見事に日が暮れた(いや雨降ってて夕陽は無しでしたけど)私が螢屋です。ニンテンドーDSi用の作編曲ソフト「リズミックス」の新バージョン、「リズミックス レトロビッツ」が発売されています。

rytmix retrobits

今回のバージョンでは音源がチップチューン系のもの、日本だと8bitだのファミコンサウンドだのと呼称されるものになってます。なのでレトロ “bits” という名前。プリセットのデモ聞いた限りだとディレイ掛かったパートもありますが、これ音色に最初から掛かってるんですかね。ミキサーやFXが紹介されてる操作系に見当たらないし。

というくらいで、実はまだ触ってないんですけどね、両バージョンとも。大晦日の準備でそれ程余裕ないというのにちょっとここんとこiPolysixにiMPCと立て続いたので、今んとこ後回しになっちゃってます。ソフトの価格は800円と、価格帯もiPad向けシンセ・音楽制作ソフトと同程度なので、興味のある方は是非。

イヤホン組立体験?アハ!

私が螢屋です。今回は小ネタ。

この土曜日、秋葉原のヨドバシカメラでオーディオ向けイヤホンの組立体験があるそうです。ファイナルオーディオが他社出荷向けの製品を基に組み立てキット一式を提供、部品実費が必要ですが組み立てたものを持ち帰ることができます。ウリは出音・音色の調整(チューニング)が出来、組立とともにその方法を教えてもらえるので、後々自分でいじっていくこともできるという点。ハンダ付け不要でちょっとガンプラを思わせる気軽さですね。1回45分で休日の工作としては時間も掛かりません。10:00〜20:45まで(いわゆる10回廻し)。

イヤホン組立体験

2012年12月15日(土) ヨドバシマルチメディアAkiba店 4F・イヤホンコーナー
自作イヤホンで音のチューニングを楽しもう!〜イヤホン組立体験〜」(via AKIBA PC Hotline!)

ちょっと僕は行けなさそうなので誰か行ってみません?レポートよろ。

KORG iPolysixの登場とKORG iOSアプリ年末セール

そもそも同時期に似たテイストの外観で KORG Mono/Poly てのが在ってだな…といった話はさておいて私が螢屋です。記事起こすのがすっかり遅くなりましたが先週、iPad用アプリ “KORG iPolysix” が登場しました。現在、発売記念価格で税込1,300円。

iPolysix

元となったPolysixは、アナログシンセ6ボイス分をデジタル制御する、当時最先端の楽器でした。歌謡曲(当時J-POPという言葉は無かった)なんかにも使われていた気がします。で今回のiPolysixはどうかというと、これまでの一連のKORG iOSアプリの出来の良さからも想像できるでしょう。サウンドのキャラクターは当然元のPolysixに基づいているのでこれまでと違うのもまた当然、この辺はデモを聞いてもらうなり実際にアプリに触れるなりしてみてください。根本的な思想/仕様は受け継がれていて、例えばWISTやsoundcloudなんかにも対応していますし、エフェクタ付き、シーケンサはパターンを組んでソングに並べる方式。一方でユーザインタフェースが整理、変更されていて、パターンシーケンスはiMS-20での「ツマミで音程(音階)を表す」方式から、「ボタンがマトリックス状に並んでいるけど事実上ピアノロール」方式になっています(これが一番ありがたい変更だったわー)。

早速一曲作ってみました。iPolysix内からはsoundcloud経由のREMIXボタンでソングデータ取得できるように許可してありますんで、どういう作り方してるのか興味ある方はそちらもどうぞ。


公式のデモソング
にはヨナオケイシ氏、iNALOG(DS-10 Dominator)氏、koishistyle氏も参加されてますので、未聴の方はぜひ。

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それとKORGはiOSアプリ群を50%オフセールしてます。年末、2012年12月31日まで。iPad持ってない場合でも、iKaossilatorなんかはiPhone/iPod touchで動く(あんま古いモデルはダメです)ので、試してみるのもいいんじゃないかと。

iKaossilator UNICORNをざっくりと

前記事で呼ばれて飛び出ました私が螢屋です。というわけでユニコーン化されたiKaossilatorについて。ただしユニコーン化といってもカンダムは無関係ですよ(今これ書いてるGoogle日本語入力へのツッコミ)。

iKaossilator UNICORN
【追記】ライセンス契約の終了により、新規購入や再ダウンロードはすでにできなくなっています。

まず最初に前提として、このアプリは楽器ではなくリミックスツールで、アーティストのファンに向けたグッズです。今回はユニコーンの楽曲から2曲を、2小節〜4小節程度、メンバーの5名に応じて5パートに分けた形のループとして収録されていています。ループの入れ替えや追加はできませんし、外部への録音・書き出しなどもありません。ここの辺りは押さえとかないと後でムキーとなります。

iKaossilator UNICORN

全体的な出来としては、本来のiKaossilatorから更に機能を絞り込んでホントの素人でも迷いなく遊べるよう配慮しつつ、触った時の反応とかの心地良さを発揮しています。手触り(タッチに対する音と光のフィードバック感覚)の良さは、さすがに楽器アプリの作り込みに慣れた開発陣の経験値を感じさせます。この辺りは大手ゲーム会社のアプリからも受ける感覚ですね。スマートフォンアプリの開発、特にコンシューマ向けの開発、それとそれらを発注して実際に売る側のひとはひとつの指標として念頭に置いておくべし。誕生秘話によると、デザインはアーティストサイドの役割が大きかったようです。

機能絞込みの話で言うと、パートミュートはパートを担当するメンバーのアイコンを触るだけでON/OFFできるようになっていますが、オリジナルではソロとの使い分けの都合上アイコンのフリックになっていました。また、録音ボタンはありますが、トラックがイベントベースのもの一つだけなので、楽器を一つ録音した後に別の楽器を録音しようと他の楽器に切り替えると、既に録音したフレーズが切り替え先の楽器で鳴ります。その他諸々、アプリをよりシンプルに修正していくのにだいぶ労力掛けてるみたいで、これも誕生秘話に目を通しておくことをおすすめします。

iKaossilator UNICORN

なお、ちょっと気づくのが遅れたのがループの切り替え方法。メンバーの横列の左、(>)アイコンのタップで、オリジナルのiKaossilatorのループセレクタと同様の切り替え領域が出現します。これとミュートのON/OFFで基本的な展開を作って、楽器ボタンとパッドで茶々入れするってのが、他人に見せて効果的な(つまりカッコつけやすい)やり方かなー。

まとめとしては、

・ユニコーン好きな人に僕から言うことは無いっす。存分にお楽しみを。
・楽器/機材アプリではないのでそこ間違えるとめんどくさいことに。
・iKaossilator使ってる人で「物事の割り切り方」を知りたい人にもおすすめ。

なんか分かんない事あったら、今日(2012/11/3)の芋煮会にたぶん居るので直接聞いてもらってもいいすよ。僕も分かんないって一緒に悩みます。