volca impressionにて明らかになったいくつかの詳細

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毎朝流れるツイッターの知識だけで、昼休みの「あまちゃん」トークをこなし、いつ「見てないこと」がばれるか実験しています。ここうです。

先日のvolca impressionの「坂巻さんのvolca講座(今命名)」にて確認できたいくつかの事項についてまとめました。カタログ読めば判るなーって事については華麗に省いています。USTにてオフレコとしてあつかったものについては、当然ですが記載していません。アレは現場に居た方の心にとどめておきましょう(,,´∀`)

■volca keys
・NOTE入力はリアルタイムのみ
 volca keysのシーケンスは、リアルタイム入力のみ。つまりステップ入力や、TB式の入力は無いそうです(beats/bassには、ステップ入力あります)。monotribeと同じで長音を入力するにはFLUXをONにする必要があります。

・モーションシーケンス
 ピーク以外の音はすべてオートメーション(モーションシーケンス)が可能です。モーションシーケンスが有効になっているパラメータのつまみは、再生中点滅します。electribeなんかに良くあった「パラメータが変わらねえと思ったらモーションシーケンスが入ってた」が無くなります。
 あと、モーションシーケンスは、再生中にクリア/OFF・ONが可能です。ライブ中も積極的にモーションシーケンスが使えますね。

■volca bass
・スライドエディット
 シンセベースにはもはや必須のslide機能ですが、「SLIDE EDIT」機能により、ステップごとのon/off設定が可能です。electribeの時は、発音毎のlengthや、モーションシーケンスで調整していたところですが、これは便利です。

・ATTACK/DECAYのLED
 ATTACK/DECAYのLEDは、発音時のATTACK/DECAYが有効な間だけ光ります。パラメータの効果が視覚的に判るので便利です。

■volca beats
・STUTTERの隠し機能
 MIDIディレイでドラム・ロールやディレイのようなエフェクト効果を得られるSTUTTERのTIMEパラメータは、ショートディレイを活かすため、BPMシンクロはしていません・・・・・が、functionを押しながらTIMEノブを捻る事でBPMシンクロさせることもできるそうです。(マニュアル非記載だそうです)

・パートSOLO
 MUTEキーを押しながらパートが記載されたステップキーを押す事で、パートをミュートする事ができますが、さらに「MUTE+FUNC」とすることで、SOLOすることができます(これもマニュアル非記載だそうです)

・STEP JUMPモード
 ACTIVE STEPの左にあるSTEP JUMPボタンの正体ですが、STEP JUMPモード機能の様です。STEP JUMPモードは、再生中にステップキーを押す事で、瞬時に押したステップからの再生になるということだそうです。ちょっと説明がわかりにくいかも知れませんが、「有効ステップを押さえる事で、瞬時にACTIVE STEPを設定出来る機能」っていえば、少し伝わりますでしょうか。

■共通

・MIDIについて
 BPM同期とノートがMIDIで操作可能だそうです。あと、モーションシーケンスできるパラメーターはccで操作ができるとのこと。
 MIDIチャネルは、グローバル設定で変更が可能です(マニュアルに記載されてました)。MONOTRIBEの時はch1固定だったので、これは便利ですね。
 MIDIを使ってノート入力、それを本体側で録音することもできるそうです。

・内部のLEDの正体
 volca keys/bassには、上面のパネルからは見えないLEDがあります。両脇から覗くと見えるんですが、このLEDはオートチューニングのインジケーターだそうです(なので、beatsには無い)。オートチューニングはオシレーターが休んでる時に働いて、音程の調整をしているそうです。この際に内部のLEDが点滅する様です。

・delay回路
 ディレイ回路は、monotron delayと同じもの、ただし、使われているICは違うそうです(現場では「ICも同じ」という感じでしたが、実際は違う様です)。

■その他
・内部基板は一枚です(価格を抑えるため)。
・このため、monotribeにあったような、隠し端子を示すヒントの様なものは無いそうです。
・volcaの由来:あまり意味は無い言葉を選んで貰った。語感・勢い優先で開発者が考えた。
・ケースは未定だけど、予定はある。ちょっと面白いものを予定しているとのこと。
 

【速報】volca impression 開催決定!

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volca impression

 KORGから発表されるやいなや、大きな話題になったシーケンサー付きアナログシンセサイザー「volca」シリーズ。このvolca(keys/bass/beats)発売を前に、volcaの実力を確かめる!そんな機会を用意しました!! KORGの協力の下、発売前のvolcaを用意、茶箱のレイオーディオでその音を聞くことができます。さらに、開発者サイドから、坂巻匡彦さんをお呼びして、実演や質問会、開発秘話をおききします!!

■ 6/11日(火)夜、東京、早稲田は茶箱にて開催予定。
■ 詳細は追って本サイトELECTRIBE Lifeにて告知します。すていちゅーん。

ぽらぽらさんのパンダでもわかるシリーズ(エレクトライブほか)

ちょっとずつM3の後始末中の螢屋です。なんとなくご紹介シリーズが続いていますが、今回はぽらぽらさんです。

「パンダ デ テクノ」を標榜するユニット「posimo」のぽらぽらさんは、先日のM3-2013春でも新譜「SWEET GIRL」をdropされてるわけですが。↓コレね。

我々ELECTRIBE Lifeとしては、彼女の活動の中でも地道に継続されている「パンダでもわかるエレクトライブ」はじめ、パンダでもわかるシリーズを推さざるを得ません。

パンダでもわかるエレクトライブ

「パンダでもわかるエレクトライブ」は、KORG ELECTRIBE MXことEMX-1を、項目毎に一頁づつ割いて写真とご自身のイラストで分かりやすく構成された入門記事。特にイラストは、機材の構成要素を擬人的にパンダのキャラクターへ割り当て、その動きで機材の機能や操作を解説しているのが特徴的。いやまあこれ以上文章で言っててもしょうがないので見てください。

EMX-1の他にもKORGブランドの楽器が幾つか対象になっていて、更新は不定期っぽいですが、既にかなりの記事数になっています。本稿執筆時点で以下のパンダでもわかるシリーズが展開されています。

入門記事といいつつ、ひとの目線で改めて見ると新たな発見とか(えーそれ知らんかったとか)もよくある話ですし、こういう機材使ってるとひとにアレコレ質問されたり(そして分かってるはずでも上手く答えられなかったり)なんてこともあります(主に筆者が)。一度どんなもんか見てみることをオススメしておきます。

Aero FinbackさんのEMX-1トラックひとつがダウンロード可に

M3無事終わったけどなんかまた喉痛い螢屋です。

そういえばこの方もELECTRIBE使いだった!ということで今回は紹介記事。Aero FinbackさんのEMX-1楽曲で、かなり前にYouTubeで公開されていたものが、トラック部分をmp3でダウンロードできるようになっています。なっていますというか、そういうご本人のツイートをみて久しぶりに聞いたんですがやっぱいいなあ、というわけでの今回のご紹介です。

ダウンロードはご本人の楽曲ページにて。

旧譜のダウンロード販売や試聴の告知もされてました。この辺りはELECTRIBE使用ではないものが多かったかもなのが、せっかくですので貼っておきます。

M3-2013春 KORG-Users方面まとめ

螢屋です。ういさー!(何事?)

M3

明日4/29(祝)はM3-2013春でございます。件のリストを用意しましたので、皆様におかれましては一つよしなに。

M3に出展する、いわゆるKORGクラスタの面々の配置一覧です。元データはこちら。コピー、プリントアウト、編集などに。
Googleスプレッドシート: https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Ag0XKbqnmQ9hdHZoanN6b2d6dV96RmlZdmxMWkdiS3c&usp=sharing

なおワタクシ螢屋の高天原応用通信研究所では第二展示場1階お16bにて、ELECTRIBE Workshop主催のここう氏、DS-10ピクニック主催のわたなべ氏をゲストに、持込機材のKORG EMX-1/monotribe/DS-10/M01等でリアルタイムヘッドホン試聴、機材や使いこなしのセッションを、特にタイムテーブルもなく終日ダラダラと行なっております。よろしければお立ち寄りを。

ではM3にてお会いいたしましょう。