electribe買った人は「パラメーターガイド」を読もう

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螢屋さんのelectribe到着は月曜日の様で。。。electribe.jpの新型electribe体験は皆さんより遅くなりそうです。ここうです。ぼちぼちelectribeの購入報告が上がっているのですが、一点、最近のKORG製品(ちょっと高めのもの)を買っていない人が陥りそうな罠があったので、早朝飛び起きて記事書いてます(正しくは二度寝を廃して)。

今回、マニュアルには「取扱説明書」と「パラメーターガイド」の二種類あるというのは既報の通りですが、この「パラメーターマニュアル」。本体購入時にはついてきませんすいません、知らなかったんですが、そもそも、「KING KORG」等の最近のKORG製品はみんな「取扱説明書」のみで、「パラメーターマニュアル」は付属していない様です。確かに公式サイトにも「付属品にパラメーターガイドがある」とは書いていません。

このパラメーターガイド、先述のとおり、割と大切な詳細が書いてありますし、マニュアルには「パラメーターガイド参照」とか書いてあるので「パラメーターガイド、とは?」ということにならないよう、お気をつけてください。

それと昨日の補足で。現在の購入時のelectribeのバージョンでは「パラメーターガイド」に書いてあるshift+パットのショートカットはまだ無効だそうです。そもそもこれが知りたくて、フライングした方に聞いたら「パラメーターガイドは付属しない」という事が発覚したわけですが(山田さん、ご協力ありがとうございました)

やー、僕も知らなかったわ-、よかったわー、フライングで買ってたら悩んだわー(悔し涙を流しながら)

electribeは11/8発売、実売47,000円前後です。

マニュアルにも載ってないならみんなに聞こう!electribe workshopが11/12 20:00~開催! 茶箱にて!

 

electribeのマニュアルが公開と、フライング販売情報【11/7追記】

electribe2_M3

  • 三行で。

(1) マニュアルがpdf公開されてます
(2) マニュアルから判ることまとめ
(3) フライング販売情報

(1) マニュアルがpdf公開されてます

 いよいよ発売まであと2日となったelectribeですが、KORGのサイトでマニュアルが公開されています。公開されているマニュアルは「取扱説明書」と「パラメーター・ガイド」の2つ。

electribe 取扱説明書
electribe パラメーター・ガイド

「取扱説明書」は、音を鳴らす方法、パターンを切り替える方法、同期の仕方などを、まずは買ってから簡単に使いたい人向け。「パラメーター・ガイド」は音色やエフェクターの種類、メニューの細かい説明等、もうちょっと便利に使いたい人向けとなっています。

(2) マニュアルから判ることまとめ

マニュアルをざっと見て、気がついたことをまとめます

  • move data(move/repeat/randam)が無い。
  • shift noteが無い
  • soloも無い
  • knob modeで、ノブの位置と実際のパラメータに相違があるときの動作が設定できる(jamp/catch/value scale)
  • 同時発音させない設定は切り替え可能だが、13-14と15-16のみ(自由に設定できる訳ではない)
  • 同時発音数の上限に達したときに、優先的に鳴らすパートを設定できる(パターン毎に設定可能)。
  • メニュー階層に簡単にアクセスするために、shift+パットでショートカット可能(購入直後は不可。ver 1.03以降対応です)
  • Waveやliveの書き出しは、パターンセットを連続で指定して書き出し可能。複数パターンを繋げたwaveとして書き出し可能です。
  • ソングモードは無いけど、イベント・レコーダーで、似たような事はできそう(但し、一発録り)

「EMXで出来たけど、electribe2でできない」ものを赤くしています。「knob mode」が嬉しい反面、move dataの廃止は地味に痛いです(ただし、マニュアルから読み取れないだけで、実際には可能という可能性もあります)

(3) フライング販売情報

そんなelectribeですが、実は都内の楽器店で既に売られていたらしいです。

しまった!こんなことなら予約するんじゃ無かった!!!!。僕のelectribeは土曜日の入荷なのですが、予定の問題でヘタをうつと、触れるのは日曜日になるかもなのです。。。とほほ。

electribeは11/8発売、実売47,000円前後です

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electribe特集まとめ:「DTMステーションPlus!」編

冬コミC87三日目に受かりました私が螢屋です。

先日のここうさんの記事にありました「DTMステーションPlus!第17回」が先ほど終了しました。もう一度タイムシフト再生視聴可能(事前にタイムシフト予約した会員、またはニコニコのプレミアム会員(有料会員)であれば向こう一週間ほど、だっけかな)ですが、ここでは既出も含め、得られた情報をお伝えします。

KORGからのゲスト出演はお馴染み企画担当(広報じゃないよ!)の坂巻さん、開発担当(手下じゃないよ!)の斉田さん。ニコ生見逃したしタイムシフト見れないけどお二方の手配書お顔だけでも拝見したい、という方はこちら、“四本淑三の「ミュージック・ギークス!」”の「仕様書より開発者の“勝手”信じた、KORG人気シリーズ第2弾」をご確認ください。

さて今回の判明(もしくは確定)情報、相変わらず坂巻節全開だったので逐一これをお伝えしたいところではありますが、どだい(当方の)文章(の力)と限られた時空間では無理な話で、それを楽しみたい方々には今から期限切れまでの間にタイムシフト再生を試していただくしかありません。本稿はあくまで2014年式electribeの要点を箇条書きにまとめておきます。

  1. 筐体:
  2.   ・亜鉛ダイキャスト製で剛性感高く、薄い割に重い
      ・ノブもかっちりしている(たぶん丈夫です)
      ・手前底面のLEDは4灯式
        2灯づつL/Rの2系統になっており、鳴っている音の強さに応じてレベルメーター的に白→緑→黄→赤と光る
        奥(観客側)でなく手前(演奏者側)に付いているのは「プレイヤーが如何にアガれるか」がelectribeの命題であるから
        (プレイヤーがアガって初めて客もアガれる、ということですかね)

  3. 入力:
  4.   ・タッチスケール(設定したキーとスケールでその音程だけが鳴る)はXYパッドとkeyboardモード時の16パッドの双方に効く
      ・ポリ音色に設定したパートではkeyboardモード時の16パッドを複数同時押しが可能(ポリフォニック入力)
      ・同じくポリ音色パートでは16パッド1つ毎に事前設定できる和音入力が可能(Chordモード)
      ・MIDIは鳴っている通りに出力(タッチスケール/ゲートアルペジエータ/和音)
      ・外部のMIDI(キーボード等)から入力も可能

  5. 音源(音色):
  6.   ・音源はKingKORG等をベースに開発
      ・Oscillator:
        Shift押しながらOscillatorノブ回転でカテゴリ毎ジャンプ
        Oscillatorノブは2個までのオシレータの組み合わせがプリセットされている
        EditノブはSYNCやRING等、選択中のOscillatorに合ったものがプリセットされている
        アナログモデリングの他にM1-Piano等のPCMやドラム音もあり
      ・Filter:
        KingKORG同様のモデリングフィルタ(MS-20/MG/ACID等)
      ・Modulation:
        Modulationノブに掛け元(LFO波形)や掛け先等の組み合わせがプリセットされている
          ←このイイ組み合わせを探すのが手間なので事前に組んである
        あとはdepthとspeedで調整
      ・InsertFX:
        パート毎の専用エフェクト(16パートそれぞれに設定)
        Modulation同様にタイプとパラメータの幾つかが組み合わせてプリセットされている
        あとはEditで調整(調整対象がどれであるかもプリセットの一部)

  7. 演奏/シーケンス:
  8.   ・MasterFX:
        出音全体に掛かるエフェクト
        XYパッドでコントロールするmini-KP的な制御
      ・Step Jump:
        パターンシーケンスの一部のstepだけをその場で選んで鳴らす(monotribeやvolcaのアレ)
      ・Event Rec:
        パートミュート等の各種操作情報を記録
      ・Pattern Length:
        パターンの長さ(step数)をパート別でも設定可(ポリリズムが簡単に作れる)

  9. DAW連携:
  10.   ・新electribeハードウェアにはSONGモード無し→リアルタイムにプレイしない部分はDAWで行う
      ・パターンをSDカード経由でableton liveへエクスポート可能(MIDIベースでなくオーディオベース)
      ・エクスポートされたプロジェクトはableton liveのフルバージョン用とlite用の2ファイル
      ・エクスポート出力のオーディオ部分はwavファイルなので他のDAWでも読める(KORG Gadgetと同じ方式)
      ・エクスポートにEvent Recの内容は反映されない(今のところ)

  11. ハードウェア連携:
  12.   ・SYNC端子(3.5mmフォン):
        monotribeやvolcaのアレに同じ
      ・MIDI端子(3.5mmフォン-ステレオ):
        ブレイクアウトケーブル(正規の5pin-DINのMIDIコネクタへの変換)付属
        新electribe同士であればそのままminiステレオケーブルで接続可

ざっとこんなところでしょうか。放送後に他のユーザ(というか仲間内)とやりとりしたのですが、一部機能が奥にある(メニュー階層が最近のKORGガジェットに比べて深い)とかEvent Recがエクスポート非対象とかが引っかかる印象。あと今回の時間枠内ではEvent Recで何ができそうかよく分からず。

既に判明している情報については、以前の記事を辿ってみてください。カテゴリタグがお役に立てば。

なお2014/11/8(土)の電磁マシマシでも新electribe特集の予定だそうです。疑問点を事前に#dg1053で呟いとくといいかもしれません。

上述の「ミュージック・ギークス!」記事内にもあった話ですが、今回もKORG名物アジャイル開発だったらしく、放送中、坂巻さんが斉田さんに「アレ、それ出来るんだっけ?」等の仕様確認するシーンが数度ありました。せっかくなので11/12(水)のelectribe workshop #11では、みんなでそれをやりましょう!

electribe workshop #11

electribe2ネットラジオ情報

electribe2_M3

 

本日、川崎の島村でも「electribe2」と表記されていました。このままだと非公式なのにこの呼び名が定着しそうです。ここうです。

来週(というか、もう今週かしら)electribeの発売週!という訳なのか、ネットラジオがelectribeの特集を組んでいます。まずは、11/04(火) 21:00~「DTMステーションPlus!」。『特集「無敵の音楽制作ツールに進化!KORG electribe」』。「無敵の」まで言ってしまう度胸にまず感服しますが、「Ableton Liveとの連携等、実演を交えてご紹介」とありまず。この辺の機能はM3でも見ることが出来なかったので、これは期待できそうです。

さらにはその週の週末、11/08(土) 21:00~ はお馴染み「電磁マシマシ」。発売日当日ですね。こちらもelectribe特集が組まれています。

どちらにも名前は出てませんが、坂巻さん出るのかしら?発売日まで一週間、楽しみにして待ちましょう。

electribeは11/8発売、実売47,304円です

ラジオもいいけど、「実機に触れる」electribe workshopは11/12 20:00~ 茶箱にて!

electribe2ショッピングサイトに登場。発売日11/8、実売47,304円(税込)

electribe2_amazon

今月上旬には発売予定のelectribe2。10末になってもなんの音沙汰も無いため「これは延期あるか?」って思っていたのですが、どうやら無事に発売されそうです。楽天(イケベ楽器、イシバシ)、amazonで確認できます。

気になる値段は、47,304円(税込)。5万円は切りました。税金で3,203持って行かれていますので、「高いよ!」って方は首相官邸前で「消費税反対!!」と叫んでみてください。

予約状態なので、品薄になるかどうかは判りませんが、安心して手に入れたい方は予約をした方がいいですね。

 

electribeは11/8発売、実売47,304円です

気になる方は、11/12には「electribe workshop」で実機を触ることが可能です!