volcaのPDFマニュアルがkorg.comで公開開始

volca impressionも無事終わり、その後konozamaの嵐が吹き荒れる中、特に予約はしていない私が螢屋です。さておきvolca impressionご来場ありがとうございました。

volca series manual published

で、発売前まですがPDFマニュアルがKORG USAのサイトで公開開始です。http://www.korg.com/supportの [– Select Product –] で “Volca Series” を選択、検索結果の “▶Documents” をクリックして展開すれば keys/beats/bass の3つと bassのエラッタ(正誤表)がダウンロードできました。

…いやいや、英語じゃ分からん、と思われがちですが、volcaは(monotribeなんかもそうですが)マニュアルが多言語化されている、要は(一枚の紙に)日本語含め各国語版がまとめて刷られてますんでご安心を。購入前の確認がしたいとかの場合、重要な判断材料にもなると思います。まあvolca impressionお越しの方にはご存知の通り、書かれてない機能もちょこちょこあるようですが。

volca impressionにて明らかになったいくつかの詳細

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毎朝流れるツイッターの知識だけで、昼休みの「あまちゃん」トークをこなし、いつ「見てないこと」がばれるか実験しています。ここうです。

先日のvolca impressionの「坂巻さんのvolca講座(今命名)」にて確認できたいくつかの事項についてまとめました。カタログ読めば判るなーって事については華麗に省いています。USTにてオフレコとしてあつかったものについては、当然ですが記載していません。アレは現場に居た方の心にとどめておきましょう(,,´∀`)

■volca keys
・NOTE入力はリアルタイムのみ
 volca keysのシーケンスは、リアルタイム入力のみ。つまりステップ入力や、TB式の入力は無いそうです(beats/bassには、ステップ入力あります)。monotribeと同じで長音を入力するにはFLUXをONにする必要があります。

・モーションシーケンス
 ピーク以外の音はすべてオートメーション(モーションシーケンス)が可能です。モーションシーケンスが有効になっているパラメータのつまみは、再生中点滅します。electribeなんかに良くあった「パラメータが変わらねえと思ったらモーションシーケンスが入ってた」が無くなります。
 あと、モーションシーケンスは、再生中にクリア/OFF・ONが可能です。ライブ中も積極的にモーションシーケンスが使えますね。

■volca bass
・スライドエディット
 シンセベースにはもはや必須のslide機能ですが、「SLIDE EDIT」機能により、ステップごとのon/off設定が可能です。electribeの時は、発音毎のlengthや、モーションシーケンスで調整していたところですが、これは便利です。

・ATTACK/DECAYのLED
 ATTACK/DECAYのLEDは、発音時のATTACK/DECAYが有効な間だけ光ります。パラメータの効果が視覚的に判るので便利です。

■volca beats
・STUTTERの隠し機能
 MIDIディレイでドラム・ロールやディレイのようなエフェクト効果を得られるSTUTTERのTIMEパラメータは、ショートディレイを活かすため、BPMシンクロはしていません・・・・・が、functionを押しながらTIMEノブを捻る事でBPMシンクロさせることもできるそうです。(マニュアル非記載だそうです)

・パートSOLO
 MUTEキーを押しながらパートが記載されたステップキーを押す事で、パートをミュートする事ができますが、さらに「MUTE+FUNC」とすることで、SOLOすることができます(これもマニュアル非記載だそうです)

・STEP JUMPモード
 ACTIVE STEPの左にあるSTEP JUMPボタンの正体ですが、STEP JUMPモード機能の様です。STEP JUMPモードは、再生中にステップキーを押す事で、瞬時に押したステップからの再生になるということだそうです。ちょっと説明がわかりにくいかも知れませんが、「有効ステップを押さえる事で、瞬時にACTIVE STEPを設定出来る機能」っていえば、少し伝わりますでしょうか。

■共通

・MIDIについて
 BPM同期とノートがMIDIで操作可能だそうです。あと、モーションシーケンスできるパラメーターはccで操作ができるとのこと。
 MIDIチャネルは、グローバル設定で変更が可能です(マニュアルに記載されてました)。MONOTRIBEの時はch1固定だったので、これは便利ですね。
 MIDIを使ってノート入力、それを本体側で録音することもできるそうです。

・内部のLEDの正体
 volca keys/bassには、上面のパネルからは見えないLEDがあります。両脇から覗くと見えるんですが、このLEDはオートチューニングのインジケーターだそうです(なので、beatsには無い)。オートチューニングはオシレーターが休んでる時に働いて、音程の調整をしているそうです。この際に内部のLEDが点滅する様です。

・delay回路
 ディレイ回路は、monotron delayと同じもの、ただし、使われているICは違うそうです(現場では「ICも同じ」という感じでしたが、実際は違う様です)。

■その他
・内部基板は一枚です(価格を抑えるため)。
・このため、monotribeにあったような、隠し端子を示すヒントの様なものは無いそうです。
・volcaの由来:あまり意味は無い言葉を選んで貰った。語感・勢い優先で開発者が考えた。
・ケースは未定だけど、予定はある。ちょっと面白いものを予定しているとのこと。
 

volca impression終了

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Volca impression、無事終了しました。たくさんのご来場、ありがとうございました。
「KORGさんに頼んだら発売前にできるんじゃね?」っていう、図々しいお願いを快諾してくれたKORG様、直前のお願いに対応してくれた茶箱様、なにより、平日の足下の悪い中、早稲田に足を運んでくれた皆様に感謝であります。

impression中に判った内容については、後日まとめたいと思います。まずは感謝とご挨拶。

volca impressionのUSTとタイムテーブルが決定

volca impression
いよいよ、今週火曜日と迫ったvolca impressionですが、大枠のタイムテーブルが決定しましたので、お知らせします。


— volca impression —
■19:30~ 開店
 イベントは準備中ですが、お店は開いています。先に入ってお酒でも飲んでおくと幸せです
■20:00~ フリータイム
 korg様にVolcaを6台用意いただきます。好きにいじりましょう。操作の判らないところはKORG様に聞いてみるとよいかも知れません。
■20:30~ volca説明
 KORGの坂巻匡彦さんにvolcaの使い方を簡単に説明してもらいます。また、それぞれについての質問も受け付けます。発売前に知りたいこと・気になることがあったら、ここで質問してみましょう。
■21:30~ 実演
 volcaの演奏を、実際に坂巻さんにやってもらいます。

実際には都合により、この時間より前後する可能性があります。目当ての時間がある場合はそこより少し前に遊びに来た方が良いと思います。

それと当日は、茶箱様のUSTチャネルにて、ustreamによる放送も決定しました。現地にどうしても来れない!って方は是非。ただ、内容の性質上、手元が見れなかったりのフォローがどうしても届かない事があるので、出来れば現地に来た方が良いと思います。

いよいよ本日火曜日、お待ちしています(,,゚∀゚)

volca impression 告知

 KORGから発表されるやいなや、大きな話題になったシーケンサー付きアナログシンセサイザー「volca」シリーズ。このvolca(keys/bass/beats)発売を前に、volcaの実力を確かめる!そんな機会を用意しました!! KORGの協力の下、発売前のvolcaを用意、茶箱のレイオーディオでその音を聞くことができます。さらに、開発者サイドから、坂巻匡彦さんをお呼びして、実演や質問会、開発秘話をおききします!!

 6/11日(火)は茶箱に集合!

volca impression

■ volca impression
date: 2013/06/11(Tue) 20:00~22:00
fee: 1,500yen/1D

※バー営業時間内に行います。
※バー営業は19:00~24:00です。先に入ってお酒を飲んで待っていると幸せです。
※内容によって、時間が前後する可能性があります。

■音楽喫茶 茶箱@早稲田
http://sabaco.jp/

 volca impressionは、ELECTRIBE Workshopの流れを汲みつつ、未だ暫く手に入らないKORG volca impressionに興味津々な機械音楽大好きっ子たちの交流の場。気軽にセッションをしたり、手に入れたらどう使うかあーだーこーだ語り合ったり、ただただお酒のんでみたり。買うかどうか決めてないけど、気になる人。買う前にどんなもんか確かめたい人。興味あるけど、自分以外にも興味持ってる仲間を捜している人に是非。

 今回は試奏・セッション用のvolcaシリーズ各種実機を確保!デモ演奏や質疑応答なども、今回はKORG企画開発サイドにお願いしています。続報はこの後も当サイト ELECTRIBE Life にて、すっていちゅーん。

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[追記]
 『聞きたいこと、知りたいことあるけど、当日これない』というあなたは、尋ねたいことを当エントリにコメントしてください。またはtwitterで@electribejpまで。electribe.jpスタッフが代わりに質問します。