KORG iKaossilator/iPolysix/iMS-20/iELECTRIBE ちょいアップデート

螢屋でゲソ。イカ…じゃなかったiKaossilatorはじめiPolysix/iMS-20/iELECTRIBE/iELECTRIBE Gorillaz EditionといったKORG iOSアプリ群のバージョンがマイナーアップデートされてます。速報。

iELECTRIBE

各アプリでアップデート内容は少しづつ異なりますが、内容は:

• Retina対応またはiPhone 5の画面サイズに対応
• オーディオのバックグラウンド再生に対応
• 作成したデータを「iCloud」に安全にバックアップ
• 楽器アプリ間のオーディオ・ストリーミングを可能にする「Audiobus」
• 楽器アプリ間のMIDI通信を可能にする「Virtual MIDI」

おー、話題のAudiobus来ましたねー。Audiobusまだ試してないのでどれくらい使い物になるかわかってないんですが、それは置いておいてもバックグラウンド再生に対応したので複数アプリを同時に鳴らせるようになり、ライブ時にはちょっと嬉しい。あとiCloudにデータバックアップもありがたい所、たぶんこれで自分のiOSデバイス間での曲データやり取りもやり易くなるんでないか。

そいでもって、iPolysix発売記念でKORG iOS製品(とその流れに乗ってDETUNEのiYM2151)は半額セール中です。

mini kaoss pad 2/kaossilator 2 セミ・ハード・ケース発売

(今からKORGのちょうちん記事を書きます)

ポケットサイズのマルチエフェクターことmimiKP2/kaossirator2 に、セミハードケースが登場しました。mimiKP2/kaossirator2 に合わせた赤い/黄色いケースは、mimiKP2/kaossirator2を(考えてみると使用中に手を滑らせるとか以外に発生しそうにもない)落下時の衝撃から本体をがっちり守ります(使用時はケースからお出しください)。

カラビナがついているので、ベルトにつけていつでもどこでもmimiKP2/kaossirator2を取り出して遊ぶ事ができます!ポケットサイズのmimiKP2をあえてポケットの外で保管することの意義は判りませんが、逆に外に保管することで、合コンなんかの指摘待ちに使えばいいと思います。

mimiKP2/kaossirator2 セミハードケースは1500円ちょっと、で発売中です。

オトトイの学校でkaossilator2講座開講

iPolysixの話とかもせにゃならんのですがそれは稿を改めると称して置いておく私が螢屋です。

さて、「オトトイの学校」2013年 冬期講座のひとつとしてKORG presents カオシレーターから始める音楽の道が1月から開始との発表がありました。

kaossilator2講座

講師Yasushi.Kさん。KORG方面では公式デモンストレーターなどされており、KAOSSILATORについても初代の時からデモや楽器系イベントでのチュートリアル講師を務めてらっしゃいますです。確かプリセット音色の開発にも加わってたんでなかったかなー。氏のチュートリアルは僕も二度ほど受けてるんですが、何というか理屈じゃないところを主軸にしつつその補強というか道を外れないようガイドとして理論を置くという印象でして、お薦めです。あと初回のゲスト講師にはおなじみ坂巻さんの名前も。

今回は1月から3月の最終木曜夜で全3回、通しでもバラでも受講可。実機無くても無料貸し出しアリ。カリキュラムの方は既存曲のちょっとしたカバーやら、オリジナルのフレーズ作りやら、DAWも絡めた製作までやるようです。たぶん多くの普通の人にピンとくるのはそういうとこなんだろうなあ。僕がやると明らかにアドリブとオリジナルと一台完結に偏ります。いや、アドリブやら作ったフレーズやらDAWに入れるのも内々やってはいるんですけどね。

OTOTOYさんといえば、以前もiYM2151の講座がありましたので今回も期待できそうです。諸々詳細は上記のリンクからどぞ。

iKaossilator UNICORNをざっくりと

前記事で呼ばれて飛び出ました私が螢屋です。というわけでユニコーン化されたiKaossilatorについて。ただしユニコーン化といってもカンダムは無関係ですよ(今これ書いてるGoogle日本語入力へのツッコミ)。

iKaossilator UNICORN
【追記】ライセンス契約の終了により、新規購入や再ダウンロードはすでにできなくなっています。

まず最初に前提として、このアプリは楽器ではなくリミックスツールで、アーティストのファンに向けたグッズです。今回はユニコーンの楽曲から2曲を、2小節〜4小節程度、メンバーの5名に応じて5パートに分けた形のループとして収録されていています。ループの入れ替えや追加はできませんし、外部への録音・書き出しなどもありません。ここの辺りは押さえとかないと後でムキーとなります。

iKaossilator UNICORN

全体的な出来としては、本来のiKaossilatorから更に機能を絞り込んでホントの素人でも迷いなく遊べるよう配慮しつつ、触った時の反応とかの心地良さを発揮しています。手触り(タッチに対する音と光のフィードバック感覚)の良さは、さすがに楽器アプリの作り込みに慣れた開発陣の経験値を感じさせます。この辺りは大手ゲーム会社のアプリからも受ける感覚ですね。スマートフォンアプリの開発、特にコンシューマ向けの開発、それとそれらを発注して実際に売る側のひとはひとつの指標として念頭に置いておくべし。誕生秘話によると、デザインはアーティストサイドの役割が大きかったようです。

機能絞込みの話で言うと、パートミュートはパートを担当するメンバーのアイコンを触るだけでON/OFFできるようになっていますが、オリジナルではソロとの使い分けの都合上アイコンのフリックになっていました。また、録音ボタンはありますが、トラックがイベントベースのもの一つだけなので、楽器を一つ録音した後に別の楽器を録音しようと他の楽器に切り替えると、既に録音したフレーズが切り替え先の楽器で鳴ります。その他諸々、アプリをよりシンプルに修正していくのにだいぶ労力掛けてるみたいで、これも誕生秘話に目を通しておくことをおすすめします。

iKaossilator UNICORN

なお、ちょっと気づくのが遅れたのがループの切り替え方法。メンバーの横列の左、(>)アイコンのタップで、オリジナルのiKaossilatorのループセレクタと同様の切り替え領域が出現します。これとミュートのON/OFFで基本的な展開を作って、楽器ボタンとパッドで茶々入れするってのが、他人に見せて効果的な(つまりカッコつけやすい)やり方かなー。

まとめとしては、

・ユニコーン好きな人に僕から言うことは無いっす。存分にお楽しみを。
・楽器/機材アプリではないのでそこ間違えるとめんどくさいことに。
・iKaossilator使ってる人で「物事の割り切り方」を知りたい人にもおすすめ。

なんか分かんない事あったら、今日(2012/11/3)の芋煮会にたぶん居るので直接聞いてもらってもいいすよ。僕も分かんないって一緒に悩みます。

ユニコーン の楽曲が使えるiKaossilatorが発売


近頃なにかとコラボを実現させ「ひょっとしてこれは節奏がないのでは?」と思わせるKORGがユニコーンと組みました。今回のコラボ商品はKaossilator。あ、iの方です。iKaossilatorの方です。

 「iKaossilator Unicorn」はご存じiPhone/iPadで遊ぶシンセサイザーアプリ「iKaossilator」に、ユニコーンの新曲のリミックスから厳選したループを入れたもの。奥田さんの声をシンセにしていたりするのでしょうか。気になります(相変わらずiPhone持っていないので未確認です。助けて!螢屋さん!)

 あわせて、通常版「iKaossilator」も50% offの750円になっています。「これで曲を作れます」とは言いませんが、音で遊ぶ、まさに「音楽」という様なアプリなのでおすすめです。これを機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。

「iKaossilator Unicorn」は450円で発売中です。あれっ、通常版より安い!?