KORG iPolysixの登場とKORG iOSアプリ年末セール

そもそも同時期に似たテイストの外観で KORG Mono/Poly てのが在ってだな…といった話はさておいて私が螢屋です。記事起こすのがすっかり遅くなりましたが先週、iPad用アプリ “KORG iPolysix” が登場しました。現在、発売記念価格で税込1,300円。

iPolysix

元となったPolysixは、アナログシンセ6ボイス分をデジタル制御する、当時最先端の楽器でした。歌謡曲(当時J-POPという言葉は無かった)なんかにも使われていた気がします。で今回のiPolysixはどうかというと、これまでの一連のKORG iOSアプリの出来の良さからも想像できるでしょう。サウンドのキャラクターは当然元のPolysixに基づいているのでこれまでと違うのもまた当然、この辺はデモを聞いてもらうなり実際にアプリに触れるなりしてみてください。根本的な思想/仕様は受け継がれていて、例えばWISTやsoundcloudなんかにも対応していますし、エフェクタ付き、シーケンサはパターンを組んでソングに並べる方式。一方でユーザインタフェースが整理、変更されていて、パターンシーケンスはiMS-20での「ツマミで音程(音階)を表す」方式から、「ボタンがマトリックス状に並んでいるけど事実上ピアノロール」方式になっています(これが一番ありがたい変更だったわー)。

早速一曲作ってみました。iPolysix内からはsoundcloud経由のREMIXボタンでソングデータ取得できるように許可してありますんで、どういう作り方してるのか興味ある方はそちらもどうぞ。


公式のデモソング
にはヨナオケイシ氏、iNALOG(DS-10 Dominator)氏、koishistyle氏も参加されてますので、未聴の方はぜひ。

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それとKORGはiOSアプリ群を50%オフセールしてます。年末、2012年12月31日まで。iPad持ってない場合でも、iKaossilatorなんかはiPhone/iPod touchで動く(あんま古いモデルはダメです)ので、試してみるのもいいんじゃないかと。

投稿者: HOTARU-YA(螢屋)

長年だらだらとDTMを続けていたが、KORG ELECTRIBE MXの入手をきっかけにダンスミュージック制作を開始。音系同人即売会「M3」へのELECTRIBE持ち込みに飽き足らず、クラブ活動に手を染める。electribe/volca等のガジェットデバイス、M01DやiKaossilator等のアプリを用い、ライブ/インプロビゼーション/DJを織り交ぜたパフォーマンスを行う。 高天原応用通信研究所(TAIL.NET) 創設者兼所長。

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